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車のバッテリー充電!アイドリングなら何時間くらいでOKなの?

コンニチハ! 車大好きマイケルです!

突然ですが、昨日私の車が「バッテリー上がり」になってしまいました。

マザー(母親)が車を貸して欲しいというので、キーを渡したのですがエンジンがスンとも言いません。

ビックリするマイケル

しかし!

マイケルこんなこともあろうかと「ジャンピングスターター」を購入していたので意外と早くエンジンをかける事が出来ました。

 

とまあ、それはそれで良かったんですけど「マザーは近くのコンビニに行きたかっただけ」なので、バッテリーを繋いでいる間に歩いて出かけてしまいました。

そのためすぐに車は使わないのですが、ここでエンジンを切ってしまうと再度エンジンが掛かるか分かりません。

とりあえず「バッテリーが充電されるまでアイドリングしよう」と思ったのですが、バッテリーの充電をアイドリング状態で行うと「どれくらいの時間」で安心レベルなのでしょうか?

今回そんな疑問が湧いたので、現役整備士のまいこさんに質問してみました!

 

 

車のバッテリーをアイドリングで充電するのに必要な時間は?

早速まいこさんに電話する口実が出来たので連絡してみたところ、

マイケル
まいこさん!バッテリー上がりした後なんですが、アイドリングってどれくらいしておけば良いですか?
まいこ
そうね。結論から言えば「1時間くらい」アイドリングしていれば問題ないわよ。

とのことでした。

ただ、補足でいくつか注意点があるのでマイケルに代わってまいこさんに解説して貰いましょう!

 

エアコンやヘッドライトなど電力を消費させるものはOFFにしましょう!

まいこ
「出来るだけ電力が消費されるものはOFF」にした方が効率は良いです。

マイケルさんに代わって自動車整備士のまいこが解説していきますが、バッテリー上がりからアイドリングで充電させるなら電力の使用は出来るだけ抑えるに越したことはありません。

せっかくエンジンを掛けて発電していても「使用する消費量が多ければそちらに電力がまわる」ので充電がスムーズに行われません。

ナビやETCなどの電装品は仕方がないとしても、

  • エアコン
  • ヘッドライト
  • シートヒーター

など、自分でON/OFF出来るものはOFFにしておいて下さいね。

 

アイドリングで充電させるなら場所や時間も考えて!

またアイドリングで充電させる場合は、音や排気ガスなど周りの迷惑にならないか周りに気配りも行いましょう。

夜間であればアイドリングでもエンジン音が気になる方もみえますし、日中でも排気ガスの臭いが気になる方もいらっしゃると思います。

もし、そういった時間や場所なのであれば車を移動してアイドリングさせておく…というのも大変なので、走行させてバッテリーを充電させましょう。

 

アイドリングよりも走行した方が効果的!?ですが…

まいこ
「アイドリングと走行、どっちが充電されるの?」と言うと、走行した方が発電効率は良いです。

車の発電量は「回転数に応じて増加」します。

ですから、アイドリングと走行させた状態では走行した方がバッテリー充電は効率が良いです。

またハイブリッド車などは回生ブレーキ(発電の抵抗で減速する)があるので、やっぱり走行した方が良いんです。

ただ「ずっと車に乗っていない(バッテリーが完全に放電している)」場合は注意が必要です。

この状態でバッテリーを繋ぎ、すぐに走行しようとするとエンストすることがあります。

ずっと乗っていなかった場合は「10分ほどアイドリングで充電させてから走行」した方が安全ですね。

 

バッテリー充電で走行させるのは昼間?夜間?

あと、なかにはバッテリー充電のために走行するのは「昼間が良い」「夜間が良い」という話も聞きます。

でも私は昼間でも夜間でも「どっちでも良い」と思います。

昼間と夜間では「交通量」や「ヘッドライトの使用」などで優劣あると言われますが、バッテリーへの充電に関しては「走行すれば問題ない」でしょう。

どうしても心配なのであれば1時間くらい走行しておけば安心です。

 

ちなみに「アイドリングだと充電できない」という話も聞きますが…

マイケル
まいこさん、WEBで調べると「アイドリングで充電は出来ない」という意見もありますよ!

と、掲示板巡回が趣味のマイケルさんが言っていました。

ですが、アイドリングだと充電できないというのは「少し古い情報」ですね。

確かに昔のオルタネーターは発電効率が高くなかったのでアイドリング(低回転数)では発電量が不十分でした。

ウチの古株の整備士も「昔は2000回転くらいでグルッと走って来いと言われたもんよ」と言っていました。

でも、最近のオルタネーターは性能も良くなっているので、アイドリングでもバッテリーへの充電は可能です。

最近の車って具体的に何年?というと、私の経験上「初年度登録が平成」であれば問題ないと思います。

 


 

ここまでの話をまとめると、バッテリー上がりした車も「1時間ほどアイドリング」しておけば、次もエンジンは掛かります。

ただ、アイドリングしたからと言って

バッテリーが3年以上経過したもの(寿命)であれば「さほど充電できない可能性があります」ので、その場合は思い切って新品に交換した方が安心です。

以下、バッテリー上がりのケースで「充電で対応可能なのか?」ケースごとにご紹介していきますね。

 

 

バッテリー上がり「充電で対応可能」なケース!

先ほども少し触れましたが、バッテリーの寿命(3年前後)であれば「バッテリー上がりした理由に関わらず」交換した方が安心です。

ですが、バッテリーが比較的新しいのであれば以下のようなバッテリー上がりは走行すれば回復します。

 

ルームランプやヘッドライトの消し忘れ

まいこ
バッテリー上がりで多いのが「うっかり」ルームランプやヘッドライトを消し忘れですね。

最近も新車を購入して頂いたお客様から「車が動かないんだけど!」と連絡があり、慌てて家まで行ってみればハッチバック(後部ドア)が半ドアでルームランプが付きっぱなしでした。

こういったケースでのバッテリー上がりは走行すれば充電回復していきます。

 

長期間(1か月程度)乗っていなかった

田中
車を放置(1か月程度)してバッテリー上がりした場合でも、バッテリーが新しければ充電で回復します。

ちなみに、ウチはお店に展示車があるのですが「大体6ヶ月ほど飾りっぱなし」なので、しょっちゅうバッテリー上がりしています。

バッテリーが新品なので6ヶ月放置でもアイドリングで3~4時間させれば回復するのですが、1年以上使用してるバッテリーを6ヶ月放置だと十分充電できないかもしれません。(完全に放電するとバッテリーによくない)

車は使用しなくても待機電力を使用するので、長期間車を利用しないのであればバッテリーターミナルを外しておいた方が安心ですね。

 

バッテリーを繋げてもエンストを繰り返してしまう

またバッテリーを繋げてエンジンを掛けても「すぐにエンストしてしまう」ケースがあります。(その後エンジンを掛けようとしてもバッテリー上がりの症状になる)

これは車の発電機にあたる「オルタネーター」が故障している可能性が高いです。

仮にバッテリーを新品に交換すれば一時的に走行できますが、発電出来ていない(=バッテリー充電できない)のでバッテリーの電力が無くなった時点でエンストしてしまいます。

走行中にハンドルが急に重くなるなど運転にも支障をきたすので無理しないように気を付けてくださいね。

 

 

おわりに

いかがでしたか?

挨拶するマイケル

今回は「車のバッテリー充電はアイドリングでも大丈夫なのか?」ということについてお伝えしてきました。(まいこさんが)

話のポイントをまとめると

  • アイドリングを1時間ほど行えばある程度バッテリー充電はされる
  • その際はエアコンやヘッドライトなどOFFにして消費電力は抑える
  • でもアイドリングよりも走行した方が充電効率は良い
  • バッテリーが寿命(2~5年程度)であれば交換した方が安心

というような点がありました。

 

結論として、バッテリーのアイドリングは1時間程度行えば「とりあえずエンジンを切っても大丈夫」です。

ただ、バッテリーの状態にもよりますが「走行させた方が発電量は多い」ので、念のため車を走らせた方が良いでしょう。

信号の少ないバイパスなど20分でも走行すると安心ですね。

以上「車のバッテリー充電!アイドリングなら何時間くらいでOKなの?」でした。

 



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