いらっしゃいませ!
現役の自動車営業マンの田中です!
最近は、お客様と商談していると「カーナビいらない!スマホの方が便利だし!」という方が増えてきています。
とくにセカンドカーになる軽自動車やコンパクトカーの場合は「カーナビいらない派」の方は多いです。
実際、普段使うのも買い物くらいで、たまに遠くに出かけるくらいであればスマホのナビで十分かもしれません。
私も目的地を調べる際は、とりあえずスマホの「Google Map」で検索しています(笑)
でも、スマホナビって本当にカーナビとして使えるんでしょうか?
というか、スマホのナビアプリを見て運転するのは罰則が無いのでしょうか?
気になる方も多いと思いますので、今回は「スマホのカーナビアプリ」について解説していきます。
カーナビに無い「スマホのナビアプリだからこそ」のメリットは?
カーナビは機能充実で画面も大きく、ダッシュボードに内蔵すれば車内をすっきりとできるので見た目もいいですよね。
一方で、皆さんが持っているスマホは「時間や場所に関係なく」いつでも何を調べるにも便利です。
当然、それぞれメリット・デメリットがあるわけですが、従来のカーナビにはないスマホのナビアプリならではのメリットは何でしょうか?
無料もしくは低額で使える
一番のメリットはやはり価格でしょう。
無料アプリもありますし、有料でも月々数百円でナビ機能が使えます。
最近はカーナビも安くなってきていますが、それでも数万円はします。
スマホを使用する際は通信費がかかりますが、カーナビに比べると圧倒的に安く様々な情報を得ることができます。
常に最新情報を無償でゲット
カーナビの地図データは定期的な更新が必要となります。
新しいナビだと3年や5年間は、地図更新無料というのもありますが、無料更新時期を過ぎて地図データを更新しようとすると数万円はかかります。
またカーナビの場合は、データが古いと新しい道路が反映されていなかったり施設名が変わっているってことがありますが、スマホのナビアプリなら常にアップデートされていますので、ユーザーは何もせずとも常に最新情報を使うことができます。
そのまま持ち歩いて最終目的地まで徹底案内
スマホのマップ機能なら車に限りません。
一部カーナビ機能に特化したアプリではこの限りではありませんが、車を降りてもそのまま徒歩の案内として目的地までガイドしてくれるものもあります。
電車での移動も対応しますので、交通手段にとらわれずナビゲーションしてくれます。
いろいろなアプリを試せる
実際に使ってみて使い勝手が悪ければ、他のアプリに変更することも簡単というのもメリットの1つです。
自分に合ったアプリを無料または低額でいろいろと試せるのも、据置型カーナビではありえないことです。
スマホ・ナビアプリのデメリットと解消法
最初にスマホのナビアプリに対して良いことばかりを書いてしまいましたが、やはりデメリットはあります。
やはり何かしら使っていて問題は出てきそうです。
画面が小さい
一般的なカーナビ画面は7インチが標準となっています。
大きいものでは9インチなど大画面を売りにしたカーナビもあります。
それに比べるとスマホ画面は小さいです。
ただ…、
ナビは固定されていますが、スマホは移動可能です。
ナビでDVDが見れると、車に乗っている子供がアンパンマンなど覗き込んで見ていましたが、スマホだとそのまま後部座席で見せることができます。
通信費がかかる
アプリ自体は無料もしくは低額で入手できても、実際に使用するには通信費がかかります。
長時間のドライブなら通信データ量も膨大になります。
ただ…、
格安SIMなどを使用すれば大容量のパケット通信にも低額で対応です。
※キャリアSIMに比べるとGPS情報の取得に時間がかかることがあるようです。
バッテリー消費が早い
通信データ同様にナビ中はずっと稼働していますのでバッテリー残量がみるみる減っていきます。
ただ…、
シガーソケット充電やモバイル充電など、稼働しながら充電できる環境は整えることができます。
電波状況の影響を受けやすい
GPSはじめ電波はトンネルの中や高層ビルの陰などでは機能しません。
それによりナビ機能が一時的にオフラインとなることがあります。
カーナビもGPSを利用しているので同じですが、カーナビには車速センサーやジャイロ機能でオフライン中でも予測処理をしてナビが中断することはありません。
ただ…、
度では据置型カーナビには敵わないかもしれませんが、ナビアプリの中では車速センサー機能などを搭載しているものもあります。
スマホの使いやすさへの追求と、それに対する対応のスピードが速すぎです。
おすすめのカーナビアプリ紹介!
スマホのカーナビアプリも、今はたくさんあります。
ここでは現在人気のアプリを一部紹介していきましょう!
Yahoo!カーナビ <無料>
参照元:Yahoo!カーナビ
カーナビ並みの機能と使い勝手の良さで人気の「Yahoo!カーナビ」では、VICS対応の渋滞情報やオービス情報も取り入れ、リアルにナビゲーションしてくれます。
カーナビクラスのグラフィックの見やすさ・一般道とはモードの違う高速道路標示、さらにYahoo! 地図アプリとの連動により目的地など検索・設定のしやすさも好評です。
また別売りになりますが、Yahoo! カーナビ専用リモコン「ナビうま ハンドルリモコン for Yahoo!カーナビ」を使えば、ハンドルに装着したリモコンで操作ができ、通常のカーナビ以上の操作性が得られます。
Googleマップ <無料>
参照元:Google Map
世界的なシェアを誇るGoogleマップのナビ機能です。
Googleならではの圧倒的な検索力・多彩な交通手段を網羅したマップとしての総合力が強みです。
車に限らず徒歩や電車などあらゆる交通手段で検索できるのもいいですね。
VICSではない独自の渋滞情報(スマホユーザーから送信される位置情報や速度情報による渋滞情報)を採用。
NAVIRO(ナビロー)<無料>
参照元:NAVIRO(ナビロー)
カーナビアプリとしては後発となるDeNAが提供する「ナビロー」は、Yahoo!カーナビ同様にVICSやオービス情報も備え、Googleマップナビのように電車、徒歩の検索も可能です。
地図データはマップルで有名な昭文社製、交通状況に応じて定期的に最速ルートを自動再探索します。
そして、最大の特徴は通信時のデータ量を約10分の1に節約できる「ビーラインテクノロジー」です。
スマホカメラを使用し実際の映像でナビが出来る「ARモード」や「ドライブレコーダー」機能を搭載するなど、後発ならではの機能が盛りだくさんです。
カーナビタイム 500円(税抜)/月
参照元:カーナビタイム
ナビゲーションツールとして定評のある「ナビタイムのカーナビバージョン」です。
有料アプリですが、目的地設定以外に拡大・縮小なども音声でコントロールできたり、トラックやバスなどの大型車設定は他アプリにはない特徴です。
また、トンネル内でも使えるオフライン機能・画面操作不要のボイスコントロール、オービス通知など「カーナビ」としての機能は、さすがに有料なだけあります。
そして、端末に地図データを取り込むオフライン対応で、データ通信量を抑えることができるのもユーザーにはうれしい所です。
気を付けて!スマホナビ運転中の罰則
スマホナビを扱う際に気を付けないといけないのは、スマホに気を取られて運転が疎かになっての交通事故です。
そういったスマホを使用しての「ながら事故」を防ぐために、カーナビアプリでも運転中に使用すると違反となり罰則があります。
<道路交通法 第71条 5の5>
- 携帯電話使用等(交通の危機)…違反点数2点 反則金9,000円(普通車)
- 携帯電話使用等(保持)…違反点数1点 反則金6,000円(普通車)
以前は携帯電話で話していなければ罰則になりませんでしたが、スマホの登場以降は「画面に注視している」「手に持っている」だけで違反となります。
では、運転中にこそ使うスマホのカーナビアプリは、どのように扱ったらいいのでしょう?
結論から言うと「カーナビ」と同じです。
- 操作は停車時に行うこと
- 運転中は注視しないこと
です。
目的地の設定は停車中に済ませ、スマホはスタンドなどにセットして走行中は手で触らないようにしましょう。
また、現在のスマホナビなら音声ガイドや音声入力も基本的に備わっています。
走行中に操作できない純正カーナビと同感覚で使っていれば問題はありません。
アプリに出来ない!カーナビじゃないと出来ない事もある!
今回はスマホのカーナビアプリを推してきましたが、もちろん通常のカーナビじゃないと出来ない事もあります。
例えば「ETC連動ナビ」です。
…まあ、連動して無くてもETCが普通に使えれば問題無いと言われれば何も言えなんですけどね(苦笑)
あとは、「ドライブレコーダー連動型のナビ」もあります。
スマホのカーナビアプリの「ナビロー」には、ドライブレコーダー機能もありますが、やはり見えやすいように設置されている方が良いのではないでしょうか。
ただ、これも連動しなくてもよいと言われればそれまでですが…(泣)
その他には車の周りが見える「全方位型のナビ」もあります。
こちらはバックカメラ・フロントカメラ・左右のサイドミラーに取り付けられたカメラと繋げることで、まるで車を上から見るようにナビの画面に表示する事が出来ます。
スマホのカーナビアプリも便利ですが、カーナビにも「ナビ機能以外の機能」がありますから、そういう点があることもお忘れなくです。
まとめ
スマホのカーナビアプリについて解説してきましたが、いかがでしたか?
一昔前はカーナビもHDDで30万円していたのが、どんどん価格も安くなり、今ではスマホで無料アプリがあります。
時代の変化を感じますね。
ですが、いくら便利なスマホのカーナビアプリとはいえ、
- 走行中に手で操作すると罰則!
- 画面を見すぎていても罰則!
ですから、スマホ操作には気を付けてくださいね。
なによりもスマホを触りながらの事故は起こさないように気を付けてください。
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