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車両保険は必要ですか?加入した方が良いケースについて詳しく!

こんにちは!

自動車販売スタッフの田中です!

田中さんあいさつ

自動車販売という仕事柄「自動車保険」についてもお客様から相談されますが、やはり車両保険についてはどうしようか悩まれる方が多いです。

そもそも自動車保険には「大きく分けて3つの役割」があります。

  • 「対人賠償保険」…他人を死傷させてしまった場合に、相手の方の治療費や慰謝料を支払う為に備える保険
  • 「対物賠償保険」…相手の車や他人物(壁やガードレールなどなど)を破損させてしまった際に備える保険
  • 「車両保険」…事故やいたずら等によって自分の車を修理しなければならなくなった場合に備える保険

 

車両保険については対人賠償保険や対物賠償保険とは違い「自分の車の損害に対して加入する保険」となります。

そのため「相手に迷惑を掛けるわけじゃないし」と考えてしまうのでしょう。

では一体どんなケースであれば車両保険は加入しておいた方が良いのでしょうか?

というわけで、今回は「車両保険の加入について必要なのはどんなケースか」お伝えしていきましょう!

 

 

まずは車両保険のメリット・デメリットについて

そもそも車両保険は「自分の車の修理費用」のための保険ですが、念のため簡単に説明しておきます。

はじめに事故を起こして相手方がいる場合は「自分と相手との過失割合」で保険金が決まります。

解説する田中さん

 

その過失割合によって「自分に非が無い(相手10:自分0)」のであれば、自分の車の修理費用は全額相手の保険から支払われます。(自分の車両保険で修理必要はない)

また「自分の方に非がある(相手3:自分7)」とした場合でも、自分の車の修理費の3割は相手側の保険金から支払われます。

この場合、残りの7割は車両保険に加入していれば保険から。未加入であれば実費となります。

田中
自分の車の修理=車両保険ではない点に注意です。

 

車両保険に加入するメリット

車両保険のメリットは「自損(相手がいない)」ケースでも支払い対象になる点です。

壁にぶつかったり「自分の運転ミス」が原因の場合でも保険金の請求が可能なのはもちろん、他にも飛び石やイタズラ、盗難なども保険金支払いの対象というのは大きなメリットです。

とくに高級車やローンを組んで車を購入している方は万が一の時の負担は大きくなるので車両保険に加入しておくと安心でしょう。

 

車両保険のデメリット

逆に車両保険に加入するデメリットは「保険料が高額になる」ことでしょう。

例として「新規加入・軽自動車・30歳ゴールド免許」で計算すると

  • 車両保険あり…67,750円
  • 車両保険なし…33,750円

約2倍(1/2)の差があります。(※ 保険会社、その他の条件で保険料は変わります)

 

これが年齢などで割引きの適用が無い「学生や新社会人(保険が必要であろう世代)」であれば、車両保険ありで契約すると20万円程度になることもあるので死活問題です。

マイケル
車をローンで購入して保険料も月払いだとシャレにならないでしょうね。

 


 

このように車両保険は「あった方が良いに決まっている」のですが、保険料が高いことから加入するかどうかは非常に悩ましいところです。

そこで次に色々な条件を踏まえて「車両保険の加入の判断について」考えていきましょう。

 

 

こんな時は車両保険は必要?ケースごとで考えてみました!

車両保険に加入する(しない)は「加入する車や人」から判断するのがベストです。

保険料が勿体ないで考えると「どんどん保険の内容を削る」ことに繋がり、万が一事故を起こしたときに泣く羽目になりかねません。

まずは「人」をテーマに車両保険に加入の判断について考えてみましょう。

 

車両保険をつけておいた方が良い人は?

車両保険を付けておいた方が良い人は、

  • いざという時の為の貯蓄が充分に無い
  • オートローンの残債が多く残っている
  • 車を使用する頻度が高い
  • 初心者やペーパードライバーで運転に不慣れ

このような条件に多く当てはまる人は、念のために車両保険を付けておいた方が良いでしょう。

 

また、車を乗り換えてから1年以内に事故で入庫する方は多いので「車を買い換えた初めの年」は、念のため車両保険は加入しておいた方が良いと思います。

実際にローンで新車契約した方が6ヶ月後に廃車レベルの事故を起こし、車両保険に未加入だったので「買い換え出来ずにローンだけ残った」ケースもありました。

まいこ
通常ローンの完済をしないとローン会社の所有権を抹消できないので、この時は保険会社とも揉めました(泣)

 

車両保険に加入した方が良い車の条件は?

車両保険について加入を検討するときは購入時ですが、やはり「新車や購入価格が高い車」は入っておいた方が良いでしょう。

「俺は事故なんか起こさないから大丈夫!」という方もみえるかもしれませんが、何も車両保険が必要になるのは事故だけではありません。

実際に新車のランドクルーザーを購入して頂いたお客様が納車1ヶ月後に「自宅駐車場で盗難に遭った」こともあります。

車両保険の加入を勧めたのですが「保険料が2倍違うから」と加入しなかったので保険料は下りません。

さすがに懲りて2台目は車両保険に加入していましたが、はじめから素直にアドバイスを聞いておけばと嘆いておられました。

落ち込むマイケル

逆に車両保険が必要ない車は?

ちなみに車両保険は「車の年式」によっても異なります。

新車当時は2倍近く変わる保険料も「年式が下がるにつれてその差は小さく」なっていきます。

あくまで目安ですが、車の時価額は新車から10年を経過すると「新車価格の10%」くらいまで下がってしまいます。

田中
例えば、新車価格300万円の車だと10年後には時価額30万円ということですね。

 

また10年以上経過した車であれば修理にも「リビルトパーツ(再生部品)」が使えることが多く、修理費自体を安く抑える可能性もあります。

そのため運転にまったく自信が無い方でなければ「10年経過している車両であれば車両保険は勿体ない」かもしれません。

実際に車両保険を検討する際は「自分の車の時価額がどのくらいあるのか」を把握した上で検討するのがお勧めです。

 

 

おわりに

今回は「車両保険が必要なケースについて」お伝えしてきました。

田中さんあいさつ

そもそも保険は万が一に備えるものですが「車両保険に加入すると保険料が未加入に比べて2倍くらい高くなってしまう」というデメリットがあります。

そのため加入を迷ってしまう方も多いですが、

  • いざという時の為の貯蓄が充分に無い
  • オートローンの残債が多く残っている
  • 車を使用する頻度が高い
  • 初心者やペーパードライバーで運転に不慣れ
  • 新車を購入した初年度
  • 価格の高い車を購入した

というケースでは事故だけではなく「盗難や飛び石などのリスク」も考えて車両保険の加入はお勧めです。

 

ただ、逆に言えば「リビルトパーツも揃っているであろう10年落ちの中古車」であれば、車両保険は外しても良いと思います。

車両保険はいらない?中古車だったら外すのも正直アリかも!

最近は複数の自動車保険の一括見積もりも可能ですし、車の条件やご自身の貯蓄状況などに応じて自分に合った保険を検討してみて下さい。

以上「車両保険は必要ですか?加入した方が良いケースについて詳しく!」でした。

 



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