こんにちは!
自動車整備士のまいこです!
たまに年配のお客様から「エンジンの警告灯って自分で消せないの?」と質問されます。
そんな質問をされると「むむっ!ちょっと車に詳しい人だな」と思ってしまうのですが、基本的に最近の車は「専用の診断機」を使用しないと警告灯の消去が出来ません。
ですが、OBD2コネクタになっていない昔の車両でしたら短絡やヒューズを外して消去する方法が出来ました。(今は無理です)
「じゃあ、今の車はディーラーや整備工場に入庫しないとエンジン警告灯は絶対消せないの?」というと、自分で消す手段が無いわけでもありません。
というのも一昔前までは「OBD2診断機(警告灯などを消せる)」が高価で一般の人が手を出せる代物ではなかったのですが、最近ではアマゾンやヤフオクで5,000円前後とお求めやすい簡易的な診断機も出ているからです。
しかし、一体どれを買えばよいのかは迷う所でしょう。
というわけで、今回はエンジン警告灯を消す方法として「一般で販売されている診断機の紹介や購入する前の注意点」についてお伝えしていきましょう!
エンジン警告灯が自分で消せる!おすすめの診断機を紹介
まず専門用語として「OBD(オン・ボード・ダイアグノーシス)」ですが、これは診断機をつなげて不具合を調べることができる自己診断機能のことです。
最近の車両はOBD2コネクタになっていますので、そのほとんどが専用の診断機を使用しないと警告灯の消去が出来ません。
ですが、冒頭で紹介した通り最近ではアマゾンなどで一般の方が簡単に手に入れることが出来ますので、いくつかご紹介していきましょう。
Topdon obd2
「Topdon obd2」こちらはエンジン警告灯の何が不具合を引き起こしているかを超安価な価格で表示とリセットが出来るのでおすすめです。
さらに他の安価な代物ですと英語表記になっている場合が多いので、使いづらいしエラーコードを拾っても理解しにくいですが日本語対応なので見やすい所も良いですね。
個人でエラーコードだけを見るだけなら十分な代物でしょう。
Launch X431 VII+ OBD2
次に「Launch X431 VII+ OBD2」。
こちらはさらに幅広い車種に対応できる仕様になっておりエラーコードの表示やリセットはもちろんの事、車の各動作をテストモードで確認が出来るのでより深く故障探求ができるようになっています。
サポートも付いているので分からない場合も聞いたりできるのはありがたいですね。
システムのバージョンアップなども出来るので進化が激しい車業界では重宝するでアイテムでしょう。
Autel Maxisys MS908
最後に「Autel Maxisys MS908」こちらは完全にプロ仕様です。
従来の診断機よりも多機能で、価格も28万ぐらいで手に入るので安い方です。(以前は50万前後ぐらいしました)
他と違う機能として、ECUのコーディングができたりするので特別車両にカスタマイズできたり、セキュリティー面でも紛失したキー登録をロックしたりなどなど、この診断機でしかできない特殊な機能が満載です。
OBD診断機をつなぐ場所はどこ?
OBD2診断機を繋ぐ場所は車種によって違いますが、ブレーキペダルあたりからハンドル裏側の覗き込むと台形のコネクタが見えます。(ちなみにこの車はLA600Sのダイハツ・タントです)
故障の診断で利用しますから「繋ぎにくい場所にはない」ですが、どうしても見つからない場合はディーラーのサービスなどで確認してください。
OBD2診断機を購入する前の注意点!
OBD2診断機を利用すればエンジン警告灯のチェックランプを消すことは出来ますが、根本的なセンサー不良や故障個所が改善されていなければ意味はありません。
警告灯だけを消去しても一時的なものになってしまい「すぐに再点灯してしまう」ので、故障個所の改善は必須作業です。
また診断機を利用しても消せないケース(車種)などもありますのでDIYを楽しめる方は良いですが、基本的にはディーラーなどの整備工場で点検を受けた上で消してもらった方が安心です。
エンジン警告灯が点灯する原因は?
エンジン警告灯が点灯する原因は、
- O2センサー
- イグニッションコイル
- エアフロセンサー
など色々ありますが、OBD2診断機があれば自分でも原因の特定が可能です。
じゃあ、診断機が無いとまったく何も分からないのかというと、ある程度は「症状」からエンジン警告灯がついた原因を探れます。
エンジン警告灯がついたり消えたり!消えたままなら大丈夫なの?
エンジン警告灯がついてガタガタする!考えられる原因って何がある?
エンジン警告灯がついてスピードが出ない!考えられる原因は何なの?
おわりに
いかがでしたか?
今回は「エンジン警告灯を自分で消す方法」として、アマゾンで販売されている「OBD診断機」をご紹介しました。
5,000円程度の簡易的なものから20万円以上する高機能なタイプまで色々ありましたが、必ず「自分の車で利用できるか?」は確認してください。
また、基本的にエンジン警告灯がつくということは「何かしらの不具合が出た」ということなので、ディーラーなどで点検を受けて消してもらうのが理想ではあります。しかし、
という方は、OBD2診断機を持っていれば楽しめるのではないでしょうか?
私も初めの頃は面白がって色々な車に繋げて勉強(遊んで!?)いましたよ!
以上「エンジンの警告灯を消す方法!ディーラーじゃなくても自分で消せるよ」でした。
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