いらっしゃいませ!
現役の自動車営業マン田中です!
突然ですが、やっぱり新車の納車って皆さんも楽しみですよね?
私も今までに新車を何台も販売してきていますが、いざ自分の車の納車となると楽しみで「新車が納車されたらどこ行こうかな?」とワクワクが止まりません。
ですが、なかには「新車の購入が初めて」ということで、納車されるまでに一体何をするのか?
また納車当日も「新車を引き渡される前にボディチェックとかした方が良いの?」など、何をすべきなのか少し不安という方もみえます。
ちょうど本日商談させて頂いたお客様が「車の購入が初めて」という方でしたので、
- 新車が納車されるまでの流れ
- 新車の納車当日にすべきこと
- 新車の納車に関する疑問
と、これでもかというくらい新車の納車について詳しくお伝えさせて頂きました。
なんだったらウチの新入社員よりも納車のことに詳しくなってしまったのではないでしょうか(笑)
というわけで、今回の記事は「新車の納車について流れから疑問まで」私の知識と経験で得た情報を全てお伝えさせて頂きます。
新車が納車されるまでの流れ!お客様が準備することは?
新車を購入して納車されるまで「ただひたすら待つ」というわけでもありません。
納車までの期間に購入者様にもやって頂くことがあります。
まずは登録書類の準備!
所有者がディーラーやローン会社であれば必要書類も変わりますが、基本的に以下の書類は準備して頂くことになります。(詳しくは新車を購入した担当営業マンに確認してくださいね)
普通車
- 印鑑証明書
- 実印(委任状や譲渡証明証に捺印)
- 車庫証明
軽自動車
- 住民票など(印鑑証明証でも可)
- 認印
公的書類(印鑑証明書や住民票)は3か月以内のものなので、納車が先であれば急ぐ必要はありません。
ですが、そこまで納車まで長くないのであれば早めに準備しておくと登録までスムーズに進みます。
自動車(任意)保険への加入
あと、忘れてはいけないのが「自動車保険の加入」です。
ここでいう自動車保険は自賠責保険などの強制保険ではなく「任意保険」です
はじめて車を所有するにしろ、今までの車からの乗り換えにしろ、自動車(任意)保険への加入はされていた方が安心です。
私も今までに何百台と新車を販売していますが、意外と「新車を納車してから1年以内に板金修理で戻ってくる」ことは多いです。
今まで無事故だったベテランドライバーでも「車が変わると運転の感覚も変わる」のでしょうね。
なので、せめて慣れるまでは「車両保険」に加入することをお勧めします。
でも、新車の納車前に自動車保険の話をすると「車両保険に加入すると高いしな~」と保険料を心配されることが多いのも事実。
そんな時は保険会社を比較することで保険料が安くなるケースもあるんです。
自動車保険も比較すると安くなることも!?
自動車保険に関しては私も募集人の資格を取得していますが、結論から言えば「WEBの自動車保険が安い」です。
私たちのような募集人資格を取る保険代理店のメリットは「分からないことがあっても聞ける」ところだと思いますが、もう保険料の安さだけで言えばWEBの自動車保険には太刀打ちできません。
ただ、そんな自動車保険も「保険料はどこでも一緒」ではありません。
WEB保険でも安い会社があるので出来るだけ保険料を抑えたい方は、是非下記の「一括見積り」をお試しください。
今よりも安い保険会社が見つかるかもしれませんよ。
新車のお祓いや駐車場の契約など
基本的に新車の納車までに行うことは「登録書類の準備」と「自動車保険の加入や入れ替え」ですが、あとは個人によっては、
- 新車の納車日に合わせてお祓い
- 月極駐車場の契約
といったことを納車日までに済まされる方もみえます。
こういった予定がある方は、購入された段階から結構「いつ納車されるの?」と日程を気にされることが多いです。
「明日納車できますよ!」と言われても、まだ新車を駐車するスペースがないと困ります。
その旨は担当の営業マンに伝えておいた方が細かく日程調整してくれそうです。
新車の納車は「仏滅」でもOK!?
新車のお祓いの話も出たので、合わせて大安や仏滅などの納車の日柄についても少し解説します。
基本的に新車の納車は大安が好まれますが、最近は大安ではなく仏滅以外であれば良いという方が多いです。
では新車の納車で仏滅はダメかというと、これも諸説ありまして「一番初めで仏滅(悪い日)だったらあとは上がるだけ」ということで仏滅が良いという考え方もあります。
私のお店で新車を購入して頂いている方をみていると「仏滅以外だったらOK」という人が8~9割ですね。
新車の納車当日!何かやることってあるの?
新車の納車は「お店」か「自宅」のどちらかで行われます。
お店や営業マンによっては、自宅まで新車を運んで納車すると「納車費用が請求される」ので、最近はお店で納車することが多いですね。
車検証の氏名・住所の確認
当たり前ですが、新車の納車と合わせて「車検証」も渡されます。
その際に必ず「氏名と住所の確認」を行いましょう。
なぜなら、結構間違っていることが多いからです。
私も今までに受け取った車検証の氏名住所が間違っていたことは結構あって、10回以上は少なくてもあります。
もし間違っていても、車検証発行から1週間程度であればすぐに修正してくれます。
ですが、車検証が間違っているまま受け取り何年も経ってしまうと「更生登録」を行うことになり、また書類を準備したり手間が掛かってしまいます。
ですから、まず車検証の氏名と住所の確認は行いましょう。
車両の操作説明はきちんと受けるべき!
新車の納車はお店(営業マン)によってやり方は色々ですが、意外と「何の説明もなく納車が終わった」という話は多いです。
あまり細かいことまで説明されても忘れてしまいますが、何も説明がないと納車されてから何年も経過して「こんな機能があったんだ」ということに気が付くこともあります。
先日も下取りで引き取ったプリウスのお客様が「こんなとこにボタンあったんだ」とおっしゃってましたからね。
とくに最近の車は「自動ブレーキ搭載車」も増えていますし、また「アイドリングストップ」や「オートハイビーム」など機能も色々増えています。
またガソリンを給油しにいったら「給油レバーの位置が分からない」など慌てなくて済むように、最低限の車両説明は受けるようにしましょう。
ボディの傷などのチェックは入念に!
あと新車に傷がないかなどのチェックは、自分の目でしっかり行いましょう。
私は手洗い洗車して新車に傷がないか確認するようにしていますが、店舗によっては洗車機でサッと洗ってボディなどよく確認せずに納車するところもあります。(というか結構多い)
納車が済んで家に帰ってから気が付いたとしても、それは時すでに遅しでクレームの対象にはならないでしょう。
新車の引き渡しの際に確認票を渡されてチェックを促されるお店もありますが、そうじゃないお店もあるので、きちんと確認するようにしましょうね。
ここまで「新車を注文してから納車までの流れ」をお伝えしてきました。
はじめて新車を購入するにしても、そんなにお客様に何かやって頂かないといけないことはないので気楽に構えておいてください。
続いて、新車の納車で「これってそういうものなの?」というよくある疑問についてお伝えしていきます。
新車納車時のガソリンって満タンじゃないの?
納車の際に新車に入っている「ガソリンは満タンではない」です。
むしろ最近は「ガソリンは満タンじゃないもの」と思っている方が多くて正直助かるのですが、一昔前はガソリンが満タンじゃないことで怒る方とか結構みえたんです。
せめて商談中に「ガソリン満タンでよろしく」とか言ってもらえると良いんですが、契約書を会社に提出してから「そういえば当然ガソリン満タンだよね」とか言われると本当に困るんです(苦笑)
もし新車の納車時にガソリン満タン希望なら、そこはせめて商談時に伝えて下さい。
ちなみに新車納車時のガソリンってどれくらい入っているの?
まず、どのお店でも「エンプティーランプが点灯」している状態で納車することはありません。
私のお店では、軽自動車やコンパクトカーであれば「5Lは必ず給油」して納車します。
もっとガソリンタンクの大きい車であれば10Lは給油します。
さすがに納車してから「自宅やガソリンスタンドに向かうのも不安」という量ではないので安心してください。
新車の納車時にプレゼントってあるの?
これはお店によって様々です。
私は新車(プリウスとクライスラージープ)を2台購入しましたが、納車時のプレゼントは無かったです。
ちなみに私のお店でもプレゼントはありません。
ただレクサスは納車式というものがあり、各店舗によるそうです。
- テープカット
- 社員による花束贈呈
- シャンパンで乾杯(もちろんノンアルコール)
あまりにおもてなし感が凄くて「恥ずかしい」「拒否したい」などの声も上がるほどだそうです。(良い意味で)
なんにせよディーラーで言えばレクサスのような納車式やプレゼントは特別で、ほとんどの場合は「車の説明をして終了」だと思います。
新車の納車なのに走行距離が50kmってどういうこと!?
まず新車が店に配送されてきた段階では、走行距離は「10km以下」になっています。
そのため納車で50kmになっているということは「ほぼ無い」です。
ある意味で「テストを受けて合格している安心な車」とも言えますが、お客様の反応としては「新車なのに嫌だな…」という方が多く、正直営業マンとしても抜き打ち検査には当りたくないです。
新車で100km超えということもあるの?
またWEBを見ていると「新車で600km走っていた」なんていう話も見かけましたが、もうそれは異常です。
試乗車などを新車と言って販売したんじゃないかなと思いますが、私の今までの営業生活で新車で走行距離が100kmを超えたことはありません。
例外として言えば、積車で運ぶことのできない「大型トラック」などは、自走して店まで持ってくるので新車でも走行距離800kmとかになっていることはあります。
新車の納車!最短で何日くらいで出来るの?
新車は基本的にお客様から注文を受けてからメーカーに発注をかけますが、ディーラーに在庫としてある場合もあります。
書類さえ揃えばすぐにでも登録(車検証やナンバーを取に行く)ことが出来るので、それこそ新車を購入して10日で納車できることもあります。
ただ基本的にはメーカーで車を製造する期間と新車が輸送されてくる日にちが必要です。
おおよそ1ヶ月から人気車種で有れば3ヶ月以上ということもザラにあります。
納車して欲しい月日が決まっているなら、少し早めに動き出した方が安心ですね。
いち早く納車して欲しいなら「未使用車」という手も!?
なかには「車検の期限が差し迫っている」とか「事故で急に車が無くなったからいち早く納車して欲しい」などの理由で納車を急いでいる方もみえます。
これから登録を行う「完全な新車」であれば、たまたまディーラーで在庫を抱えているようなケースでなければ納車まで1か月はどうしても掛かってしまうでしょう。
未使用車とは「ナンバー登録が終わっている新車同様の車」のことで、未使用車であれば書類が揃えばすぐに登録できます。
ただし、登録が済んでいることから「車検の有効期限が少ない」というデメリットはありますね。(その分車両価格が値引きされて販売されていることも多いですが)
おわりに
いかがでしたか?
今回は「新車の納車に関する注意点」をまとめてお伝えしました。
基本的には、担当の営業マンが新車が納車されるまでの流れについて詳しく教えてくれると思いますが、お客様の方で準備して頂くことは以下の2つが基本です。
「新車の購入から納車まで」の間に行う事は以下の2つ
- 登録に必要な書類の準備
- 自動車保険の加入(車両入れ替え)
むしろ注意したいのは「納車当日」!
- 車検証の氏名住所の確認
- 車両説明を受ける
- ボディなどの傷のチェック
こちらは自分から確認するくらいの意識で行きましょう。
基本的なことかもしれませんが、納車が終わってからだと色々と面倒なので恥ずかしがらずに「納車時」にチェックしてくださいね。
以上「新車の納車までの流れ!当日注意することから疑問まで全て解説するよ」でした。
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みなさんも車を運転するにあたって「自動車の任意保険に加入」していると思います。
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