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中古車の納車までの期間!車検なしの場合で何日かかる?

いらっしゃいませ!

現役自動車営業マンの田中です。

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私は普段新車をメインで販売していますが、下取りで程度の良い車は綺麗に掃除して店頭で中古車として販売もしています。

そのなかで中古車を探しているお客さんによく聞かれるのが「納車までの期間」です。

私のお店(新車拠点)ですと、中古車を購入されるお客さんの3人に1人は「早く欲しい!」と言われます。

マイケル
そんなに車が早く欲しい人が多いのですか?
田中
理由は「今乗っている車が故障してしまった」ことが多いです。いつ止まるかわからない車に乗っていると不安ですから、1日でも早く乗り換えたいのだと思いますよ。
マイケル
確かにいつ止まるかわからない車に乗っていると恐いですね。私も北海道旅行で車のトラブルがあった時は困りました。まいこさんに連絡して解決したのですが、おみやげのカニ代が高くつきました。
田中
カニ問題はともかく「納車を急いでいる」なら、書類を先に準備したりすることで納車までの期間を早めることは可能です。今回は「中古車の納車期間」について話をしていきますね。

 

というわけで、今回は中古車の購入から納車までに必要な書類や期間について話をしていきます。

中古車の納車期間は登録車(普通自動車)と軽自動車で掛かる日数は変わってきますから、それぞれ分けてご説明していきますね。

 

 

中古車の納車までの期間

お店側の”中古車を販売してから納車までに行う準備”としては、

  • 書類の準備
  • 車の点検整備(車検含む)
  • 登録
  • 納車準備

というような作業があります。

点検整備や納車準備に関しては、販売店によってどれくらいの時間が必要なのか様々なので一概に言えませんが、納車の期間を大きく変えるのは「車検の有無」です。

単純に車検が無ければ、新規で車検を受ける必要があるので時間が掛かります。

まずは「車検なし中古車」の場合、納車までにどれくらいの期間が必要か考えていきましょう。

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車検なしの中古車の納車だと、期間はどれくらい?

中古車でも車検なしの車は、新規で車検を受ける必要があります。

車検は、指定工場や認証工場で流れは変わってきますが、一般的には「即日~2週間」で受けることが出来ます。

車の車検は「指定工場」と「認証工場」のどちらを選ぶべきか?

 

車検は、一般的に陸運局に持込み検査を受けて合格が出れば車検証やステッカーの配布が行われます。

ただ、検査を受けるのにも予約が必要で、予約が込み合っている場合は2週間ほど時間が掛かる場合もあります。

また、車検を受ける前に合格できるよう整備を行うので、購入する車自体に故障があれば場合によっては時間が掛かるかもしれません。

ただ、後述しますが「中古車の登録」は、そこまで時間のかかるものではありませんので、車の整備を行っている間に必要書類を集めて、段取りよく進めれば車検なしの中古車でも2週間の期間をみておけば納車は十分に間に合うでしょう。

 


 

では、次に車検のある車の場合はどうでしょうか?

新規で車検を受けるわけではありませんので、必要な書類を集めて点検整備を店が済ませれば、比較的早く納車は可能です。

すぐに登録を行った場合の、登録車(普通車)と軽自動車の最短納車期間は以下のようになります。

 

登録車(普通車)の場合

必要書類については後述しますが、必要書類で時間がかかるのは「車庫証明」です。

車庫証明は管轄の警察署で発行してもらいますが、申請して発行されるまでに大体平日で4日くらいかかります。

その他に「印鑑証明証」も必要ですが、こちらは市町村区役所で即日発効可能です。

車を購入して、すぐに車庫証明を申請して、その間に車の点検整備を行ってもらい、車庫証明が発行された当日に陸運局で登録、納車準備をしてもらえれば、最短4日で納車可能です。

通常で考えると、土日も挟みますし書類集めもあるので「購入から10日くらいで納車するのが一般的」だと思います。

ただ、急いで欲しいと言われれば最短4日に近づける努力は可能ということですね。

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軽自動車の場合

軽自動車の場合は、登録に必要な書類は「住民票」なので、市町村区役所で即日発効可能です。

住民票と認印を揃えて、朝一番で購入して貰い、登録に走っている間に、点検整備を完了して、納車準備をすれば、最短で当日納車も可能です。

とはいえ、「一般的に1週間くらいで納車されることが多い」のではないでしょうか。

ただ、これも急いで欲しいと言われれば最短日数に近づける努力は可能なので、例えば「火曜日に購入して次の土曜日に納車して欲しい」と言われれば、納車は可能です。

もちろんお店によって納車期間は変わりますが、最短納車可能日数はひとつの目安としてお考え下さい。

 


 

中古車の納車の期間をお伝えしたわけですが、これも書類が揃っていなければ車の登録はできません。

いち早く車を納車してもらいたい方は、あわせて書類を準備しておく必要があります。

以下、必要書類について解説していきますね。

 

中古車の登録に必要な書類

ここでは必要な書類について説明していきます。

また、基本的に「車を購入される方=所有者」として解説していきますが、場合によって必要書類が変わってくることもあります。

詳しくは、車を購入する販売店に確認をとってくださいね。

登録車(普通自動車)と軽自動車で必要な書類が変わってきますので、それぞれ分けてみていきます。

 

登録車(普通車)の場合

登録車では、以下の書類が車の購入で必要となります。

  • 印鑑証明書
  • 実印
  • 車庫証明(別途解説します)

実印は、委任状・譲渡証に押印します。

 

<委任状・記入例>

2017-01-11_04h43_06

<譲渡証明書・記入例>

2017-01-11_04h43_36

記入を間違った場合は、訂正が効きません。

新しい用紙に記入し直します。

 

軽自動車の場合

  • 住民票(個人)
  • 認印

<申請依頼書・記入例>

2017-01-11_04h43_59

その他にも必要な書類はありますが、軽自動車の場合は登録車と違って実印では無く、すべて認印で大丈夫です。

 

所有権が会社につく場合

オートローンを組んだ場合、所有権はローン会社もしくは販売店になることがあります。

その場合でも、上記書類が揃っていれば他に必要なものは無いでしょう。

ローンの残債が無くなったら所有権は解除出来ますが、完済して名義を変更するというよりも、車を売却したり廃車する時に書類を出してもらうことが多いです。

「なんだか色々あって難しい」と思われるかもしれませんが、車を購入する時に必要書類の説明はありますから、まったく心配する必要はありません。

 

 

登録車と軽自動車の「車庫証明の違い」

登録車と軽自動車では車庫証明の提出のタイミングは変わってきます。

  • 登録車…登録に必要
  • 軽自動車…登録に提出(地域によって提出しなくてもよい

登録車の場合は、どこの地域でも登録時に必要な書類となるため、登録前に警察に行って車庫証明の書類を貰わなければいけません。

軽自動車の場合は、地域によって登録した後に”保管場所の届け出”が必要です。

「車庫を証明する」ことと「保管場所の届け出をする」のは厳密に言えば違うことですが、書類の書き方は一緒なので難しく考える必要はありません。

また軽自動車の場合は、地域によって警察に届け出が必要無いところもあります。

詳しくは、車を購入した販売店、もしくは管轄の警察署にお問い合わせください。

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中古車の購入時に必要なもの

中古車を購入する際に必要なもの特にありません。

当日は契約書にサインして、必要な書類や印鑑は後日でも構いません。

ただ基本的に販売店側は購入者(使用者)の書類が揃わないと登録に行けません。

逆に言えば、登録書類が揃っていればすぐに納車までの仕事に入れます。

「納車を急いでいる」のであれば上記で説明した書類を先に揃えておくと早く納車可能です。

 

下取車がある場合に必要な書類

現在乗っている車を下取に出す場合は、そちらの名義変更や抹消に必要な書類も準備する必要があります。

まずは「所有者が本人」の場合でみていきましょう。

 

<登録車の場合>

  • 印鑑証明証
  • 実印

必要書類として上記2点は必須です。

他に車検が付いている場合は、

  • 自動車納税証明書
  • 自賠責保険
  • メンテナンスノート(あった方が査定で有利)

も必要です。

 

また車検を切って抹消する場合は、

自動車税・自賠責保険の還付について確認しましょう。

お金が少し戻ってくるかもしれませんよ。

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<軽自動車の場合>

軽自動車の場合は、認印があればOKです。

特に用意する書類はありません。

「よく何も要らないの?」と聞き返されますが、認印があれば名義変更も抹消も出来ます。

自動車税に関しては年払いなので還付はありませんが、抹消する際に自賠責保険の月数が残っているなら返金があるかもしれませんので確認しましょう。

 

所有者がディーラーの場合

車の所有者がディーラーやローン会社の場合は、ディーラー・ローン会社から必要書類を送ってもらわなければいけません。

その際に必要となる書類が「所有権解除依頼書」です。

手続きは購入された店舗で行ってくれますが、本人確認として、

  • 印鑑証明証
  • 実印
  • もしくは免許証

が必要です。

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車検証の住所と現住所が異なる場合

引っ越しをして車検証の住所と現在の住所が異なる場合は、住所の確認が必要になります。

回数などによって必要な書類が変わります。

  • ひとつ前の住所現在住んでいる市区町村役場発行の「住民票」に記載されています。
  • ふたつ前の住所ひとつ前の住所の市区町村発行の「住民票(除票)」に記載されています。
  • 住民票(除票)で住所確認出来ない…年数が経っている場合は除票の記載が無くなっていることもあります。その場合はを「戸籍の附票」をとります。但し、戸籍の附票は本籍地の市区町村役場での発行となります。

引っ越しした際は、手間ですが車検証の住所変更もしておくと車を手放す時の面倒がなくなります。

また名義変更しておかないとリコールなどの通知が前住所に届くので、やはり済ましておくと安心です。

 

 

まとめ

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いかがでした?

中古車を探している人で「今乗っている車がいつ止まるかわからないから早く納車して欲しい」という緊急の場合もよくあります。

そういった時に出来ることは”書類を早く揃えること”です。

書類があれば、あとは販売店側が出来る限り急げば最短日数に近づきます。

基本的には、

  • 登録車…印鑑証明書・実印・車庫証明(保管場所の承諾書)
  • 軽自動車…住民票・認印

があれば問題ありません。

 

特に時間の掛かるのは、「車庫証明の承諾書」です。

現在住んでいるのが賃貸であれば、大家さんや不動産管理会社から書類を貰わないといけないので、少し時間が掛かるかもしれません。

車を探している間に用意しておくと最短日数での登録も可能なので、納車をお急ぎの場合は早めに準備してください。

というわけで「中古車の納車までの期間!車検なしの場合で何日かかる?」でした!

 



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yuki

 


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