こんにちは!
現役の自動車整備士まいこです!
車を所有していると定期的にやってくる車検ですが、みなさんは「車検費用って安く出来ないかな」と思ったことありませんか?
私も仕事柄お客様から「車検安くしてね」と言われる立場ですが、いざ自分の車の車検となると、
ですもん(笑)
そんな自動車整備士である私が、車検を安くするために送るアドバイスは「出来ることは自分でやる」ということ。
とはいえ、「私、まったく車のこと分からないんだけど…」という方もみえると思います。
もちろん自分で部品交換など出来た方が車検費用を安くする方法は多く選択できます。
でも、もし仮に車のことを「タイヤが付いている箱」くらいにしか思っていない方でも、車検を安くするために自分で出来ることというのはあります。
というわけで、今回は「車検を安くする方法」について詳しくお伝えしていきますね!
車検を安くする!コツは「出来ることは自分でやる」こと
車検を安くする最大のコツは「出来ることは自分でやる」です。
ですが、具体的に何を自分で行えば車検は安くなるのでしょうか?
できるなら「ユーザー車検」が一番安い!
車検を安くする方法で最も効果があるのは、自分で陸運局に持ち込む「ユーザー車検」です。
車検費用の内訳は大きく分けて以下の2種類あり、
法定費用
- 自動車重量税
- 検査手数料(印紙)
- 自賠責保険
こちらの法定費用は車検を受ける上で必ず掛かる費用です。(車種によって費用は変わる)
ですが、以下の「車検基本料金」は整備工場によって費用は変わりますし、またユーザー車検のように自分で車検を行えばカットできる費用です。
車検基本料金(整備工場によって名称は異なる)
- 基本点検技術料
- 整備技術料
- 検査代行手数料
ただ本当はユーザー車検でも「法定24か月点検」は受けないといけません。
ですから、本当のこと言えばユーザー車検でカットできるのは「検査代行手数料」くらいなんです。
しかし、現実的な話をすれば法定費用と自賠責の費用のみで「最も安く車検を受ける方法」になります。
ユーザー車検を初めてトライする方は
ユーザー車検が初めての方は、事前に「検査コースの下見」をしておくと良いです。
検査の内容はWEBで事前に調べることも出来ますが、いざ実際にやってみると「これってどうやるの?」となります。
やり方が分からない状態で検査コースでモタモタしていると、後ろの人に「何やってるんだよ!」と怒られてしまいますから、検査コースに入る前に車検の流れをきちんと見ておくと安心です。
続いて、ユーザー車検はハードルが高いから整備工場でお願いしたい方向けの「車検を安くする方法」をお伝えしましょう。
部品交換は先に済ませておく!
ディーラーなどで車検を受けると「次の車検まで不具合が出ない様に」部品交換を行います。
そのため車検の合否とは別でも下記の部品は交換されがちです。
- エンジンオイル
- オイルエレメント
- バッテリー
- ワイパーゴム
- エアーエレメント
- エアコンフィルター
- ハイフレヤー
- スマートキーの電池交換
とくにバッテリーは自分で交換するとかなり安くなります。
例えば、軽自動車やコンパクトカーで使用される「M-42(アイドリングストップ車用)」をウチで交換すると11,880円になりますが、アマゾンなどで同じグレードのバッテリーが
で、販売されています。
ただバッテリーの交換はバックアップしていないとナビなどの設定が飛んでしまう可能性があるので注意して交換して下さい。
カーエアコンフィルターなどもアマゾンで購入できますし、こちらは意外と簡単に交換できます。
あとは、ワイパーゴムやハイフレヤーなどもWEBで安く買えます。
スマートキーの電池交換もウチだと864円ですが、電池だけなら100円ショップでも売っています。
こちらもスマートキーの形状によって電池交換の方法は変わりますが、基本的には簡単なので自分で交換できるようになっておくと安心ですね。
スマートキーの電池交換をダイハツ車で!写真だからわかりやすい!
合否に関係する「タイヤ」は必ず車検を受ける前に!
また、車検の合否に関わるもので価格が大きいのが「タイヤ」です。
「このタイヤだと車検通りませんよ」と言われたら、価格が高くても交換するしかないですからね。
ただ、そんなタイヤ交換も「カー用品店が安いとは言い切れない」ので注意しましょう。
カー用品店では「窒素ガス」「ハブ防錆」などのオプションを勧めてくるので、そういったオプションを一緒に行うと結局割高になりがちでディーラーでタイヤ交換してもあまり変わらないです。(私は個人的にこれらのオプションは必要ないと思っていますけど)
それでも、車検の前であれば「安いタイヤを探す」など打つ手はありますからね。
車検を安くする方法として「自分で出来る事はやる」という話をしてきました。
一番は車検自体を自分で行う「ユーザー車検」が一番安いですが、少しハードルは高いかもしれません。
ですが、少し車に詳しい方であれば「車検の前に部品交換しておく」のがお勧めです。
これだけでも「かなり車検費用が抑えられる」ので出来る方は、ぜひトライしてくださいね。
車検を受ける「お店」はどこが良いの?
車のことはよく分からないから「基本的にお店に任せたい」という人でも、車検を安くする方法はあります。
ただ、命を預ける車だけに「ただ安ければ良い」というわけでもないですよね。
そこで「安さ重視」だけど「整備もある程度安心」したいというバランスを考えて、こと車検に関しては「車検の専門店」がお勧めです。
なぜ車検専門店は安いのか?
ディーラーと車検専門店の費用の差は、ズバリ「車検基本費用」にあります。
冒頭でもお伝えした、
車検基本料金(整備工場によって名称は異なる)
- 基本点検技術料
- 整備技術料
- 検査代行手数料
などですが、この部分が車検専門店は安いんですね。
こちらについては
で、ディーラーと他の車検を受けられるお店を比較しているのですが、結論から言えば「車検基本料金で1~2万円ほどは安い」設定になっています。
また 「ホリデー車検」 などの車検専門店の安さの秘密は「立合い車検」にあります。
立会い車検は、その名の通りお客さんに車検を立ち会ってもらいます。そのため、
- 部品交換を行うか確認してもらう
- 車検完了まで待ってもらうので代車が不要
などの理由からコストが削減されます。
ディーラーであれば「次の車検までもたないなら部品交換」ですし、お客様の要望があれば「引取り納車・代車の準備」というサービスがあるので割高になります。
それに「どうしても車検以外の整備がある」ので、車検専門店のように車検だけを効率的に行うシステムには出来ません。
ですから、車検だけで言えばどうしても価格で太刀打ちは難しくなってくるんですよね。
おわりに
いかがでしたか?
今回は「車検を安くする方法」について解説してきました。
車検を安くするコツは「自分で出来ることはやる」ことにあります。
記事の中で紹介したポイントをおさらいすると、
- 「ユーザー車検」が一番車検を安く出来る
- 車検の前に自分で出来る(分かる)部品は交換しておく
- 車検のお店選びは「車検専門店」がおすすめ!
ということが挙げられます。
車に詳しくないから「ディーラーにいつもお任せ」も悪くないですが、費用のお値打ちな車検専門店を探すだけでもディーラーで車検を受けるよりは1~2万円は安くなります。
車検を安くしたい方は、ぜひ出来ることはトライしてみてくださいね。
以上「車検を安くする方法!車に詳しくなくても出来ることはあるよ」でした。
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