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車検で荷物を乗せたまま!どれくらいの重さや量なら問題ないの?

更新日:

コンニチハ!

車が大好きマイケルです!

挨拶するマイケル

先日、私の車が車検だったのですが「キャンプ用品を車に乗せたまま」だったことを朝になって気が付きました。

荷物を降ろそうか迷ったのですが、約束の時間も迫っているのでそのまま整備工場に持ち込みました。

(,,゚д゚)ヤー(゚ω゚,;)バー

 

これはまいこさんに、

まいこ
なんで荷物降ろさないのよ!この駄目ブタ!

と、罵られるんじゃないかとドキドキしていたのですが「これくらいの荷物だったら良いわよ」と言われて、少しガッカリ!?

落ち込むマイケル

ただ、同時に

  • どれくらいの重さの荷物まで乗せたままでいいのか?
  • 荷物が原因で車検が通らなくなることはあるのか?

ということが気になりました。

というわけで、現役の整備士まいこさんに「車検の際に荷物は乗せたままで問題はないのか?」根掘り葉掘り聞いてみました。

 

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車検はどれくらいの重さの荷物まで乗せたままでいいの?

一般的に車内に乗せたままの荷物というと、

  • 車内のCDや人形
  • チャイルドシート
  • トランクの荷物(ゴルフバックやキャンプ用品など)

などが思い浮かびますが、結論を言えばこれくらいの荷物であれば車検の時に降ろす必要はありません。

重量も対した重さではありませんし、乗せたままでも整備に影響はないそうです。

では、車検の時はどれくらいの重量までならセーフなのでしょうか?

 

乗用車であれば「車両総重量」が1つの目安!?

<普通乗用車の車検証>

「<軽自動車の車検証>

上記は乗用車の車検ですが、乗用車には「最大積載量」の記載がありません。

つまり、どれくらい荷物を載せて良いか明確な規定がないということ。

だからと言って大量の荷物を乗せて車の重量が増えればブレーキなどの制動力が落ちてしまいます。

そこで目安になるのが「車両総重量」です。

 

「車両総重量」とは?

車両総重量とは、車に人や荷物が乗った場合の重量のことで、

  • 乗用車…車両重量+乗車定員数×55kg
  • 商用車…車両重量+最大積載量+乗車定員数×55kg

で計算できます。(1人あたり55kg計算)

例えば、4人乗りの軽自動車だと車両本体の重さに加えて「4人×55kg=220kg」は想定の範囲内の重量ということになります。

ただ、この車両総重量は「車検の時はこれだけ乗せておいても大丈夫だよ」というわけではありません。

あくまで「乗用車に乗せることが出来る荷物の量の目安」です。

ただ、車中泊のベッドなど「より重くて容易に降ろせないもの」は『車両総重量1.1倍以下ルール』を気を付けなければいけません。

 

「車両総重量1.1倍以下ルール」とは?

『独立行政法人 自動車技術総合機構』が定める審査事務規定の中に「架装等により車両重量が増加した乗用自動車等の審査(第4章-20)」という項目があります。

こちらを要約すると「純正ブレーキのままでカスタムにより車両総重量1.1倍以上を超えてはいけない」と記載されています。

(これを略して「車両総重量1.1倍以下ルール」と呼んでいます)

独立行政法人 自動車技術総合機構

 

つまり、以下のような架装で「純正ブレーキのまま」車両総重量1.1倍以上を超えては車検は通りません。

  • 車中泊のベッド
  • 大型のオーディオ
  • ドレスアップ

※ このルールは「車両重量が重たくなればブレーキの制動力が落ちる」ためなのでブレーキが強化されていればOKです 。

 

まいこ
車検の時に降ろせる荷物であれば「降ろしてしまえばいい」ので、ルールに掛かることはありません。

ですからカスタムカーなどで無い限り、あまり車検で荷物の重さは気にしなくても大丈夫です。

そして、上記の「車両総重量1.1倍以下ルール」は乗用車の話。

これが商用車(貨物)の場合は、車検証を見れば一目瞭然なんです。

 

商用車には「最大積載量」があります

乗用車の車検証には記載されていなかった「最大積載量」ですが、貨物の場合は記載があります。

こちらは「積載できる最大限度の重量」ですから、それを超えるような荷物を乗せたまま車検を受けるわけにはいきません。

ただ、こちらも降ろせる荷物であれば降ろすだけなので車検で問題はありません。

架装で重たくなっている(取り外せない)場合が要注意です。

 


 

ここまでの話をまとめると車検時の荷物は「簡単に降ろせる」のであれば重量的な問題はありません。

問題になるのは「簡単に降ろせない場合」です。

とはいえ、それでも車検を通すために「降ろさないと重量オーバーなら降ろす」んですけどね。

では、続いて「荷物が原因で車検が通らなくなることはあるのか?」にいきましょう。

 

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荷物が原因で車検が通らなくなることはあるのか?

「車検の検査項目」という話で言えば、車内に乗せてある荷物が原因で不備になることはあります。

ですが、これも整備工場に依頼すれば「車検が受かるように荷物を降ろす」ので心配する必要はありません。

ただ「ユーザー車検」で自分で車検を受ける場合は、知っておかないと車検が不合格になる可能性があるのでお伝えしていきます。

 

「ブレーキ検査」と「光軸検査」は注意が必要!

車検には以下の検査項目があります。

  1. 同一性の確認
  2. 外廻り検査
  3. サイドスリップ検査
  4. ブレーキ検査
  5. スピードメータ検査
  6. ヘッドライト検査
  7. 排気ガス検査
  8. 下廻り検査

その中で注意すべきは「ブレーキ検査」と「ヘッドライトの光軸検査」です。

下を指すまいこ

「ブレーキ検査」の注意ポイント!

「ブレーキ検査」では、左右のブレーキの利き具合もチェックします。

そのため「車内の一か所に重量が掛かるような荷物の積み方」であれば、ブレーキの利き具合が左右で違う恐れが出てきます。

 

「ヘッドライトの光軸検査」の注意ポイント!

また「ヘッドライトの光軸検査」では、荷物の重さで車高が変わるとヘッドライトの照らす位置(光軸)が安定しません。

そのため、車の重量制限に関わらず「荷物が検査に影響ありそう」であれば降ろしておいた方が無難です。

ただ、先にお伝えしたとおり整備工場で車検を受ける場合は「車検に合格できるように」荷物を降ろしてくれますけどね。

 

整備工場としては車検の荷物は降ろして欲しいもの?

でも整備工場で荷物を降ろしてくれるからと言って、マナーとして乗せたままでもいいものなのでしょうか?

これはお店や整備士によって変わると思いますが、一般論として

まいこ
「貴重品」や「汚れて困るもの」は降ろしておいて欲しいです。

 

車内の荷物で整備や車検に影響がある場合は降ろしますので、万が一汚れたり紛失しても大丈夫なもの以外はトラブル防止のためにも降ろして置いて頂けると助かります。

また車内にある荷物が車検や整備に影響のある場合は、車を預かった際にお伝えします。

なのでお店や整備士によりはしますが、車検時の車内の荷物はそこまで気にしなくても良いですよ。

 

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おわりに

いかがでしたか?

挨拶するマイケル

今回は「荷物を乗せたまま車検に出すとどうなるのか?」お伝えしてきました。

まとめると乗用車の車検で荷物が問題になるケースは、

  • 取外しが困難な架装をしている
  • 純正ブレーキのまま車両総重量の1.1倍をオーバーする

ということでした。(車両総重量1.1倍以下ルール)

 

逆に言えば、日常的に乗せたままの「降ろすことが簡単な荷物」であれば車検は問題ありません。

ただ、車検をしてくれる整備士の方が「荷物を降ろす・掃除がやりにくい」などの手間が発生するので、マナーとしてはあまり大量に荷物を乗せておかない方が良さそうです。

いつも荷物を乗せたままだと燃費にも影響がありますから、自分のためにも車検の前に荷物は整理した方が良いなとマイケルは思いました。

以上「車検で荷物を乗せたまま!どれくらいの重さや量なら問題ないの?」でした。

 



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夏のまいこ

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