コンニチハ!
車が大好きマイケルです!
突然ですが、みなさんは愛車の点検はどれくらいの頻度で行っていますか?
車の定期点検は一般乗用車で、
- 6か月ごと…6か月点検
- 12か月ごと…法定12か月点検
- 24ヵ月ごと…車検(法定24か月点検)
があります。
2年に一度の「車検」は皆さん受けますが、1年ごとの12か月点検は「法律で定められた点検」ではあるものの、受けなくても罰則がないので点検しない方もみえます。
車の点検は受けた方が良いのはもちろんですが、点検費用も掛かるし「出来れば車の維持費は安く済ませたい」という気持ちもありますよね。
そう考えると点検を受ける頻度はどれくらいがベストなのか気になるところです。
というわけで、今回は現役の自動車整備士に「車の点検について本音」を語ってもらうことしました!
車の点検は受けるべき?まずは点検の種類から解説!
車の点検は車検(24か月点検)を除けば、6か月と12か月点検がディーラーなどの整備工場で用意されています。
まずは掛かる費用を度外視して「点検を受けることで得られるメリット」について話を聞いてみました。
12か月点検は「車を快適に乗る」ためにおすすめ!
12か月点検は1年に1度行われる点検で、車をリフトアップしてブレーキなどの安全装置を含む全26項目を点検します。
点検を受ければ安心して車に乗れることもありますが、その他にも得られるメリットはあります。
例えば、タイヤでも空気圧の点検やローテーションを行うことで「タイヤの寿命を長持ちさせる」というメリットがあります。
その他にもエンジンオイルやエレメント交換を1年ごとに行っておくと、エンジン内部に汚れが溜まることを防ぎ、結果エンジンの調子が良くなり「燃費向上にも繋がる」ことも考えられます。
12か月点検は「壊れなければよい」ではなく「壊さない為の保全」です。
故障を起こさずに車に長く乗り続けるために12か月点検はやっておくことをお勧めします。
6か月点検はどうなの?
まず6か月点検はリフトアップせずに、点検は以下のような内容です。
- タイヤの空気圧の確認
- ライト関係の点灯確認
- エンジンルーム内の点検
つまり、行う内容も運転免許を取得するときに教わった「日常点検」の範囲。
それを整備工場で行って、ついでに掃除してもらえるという感じです。
メンテナンスパックなどに含まれているのならともかく「有料で受ける必要な無いかな」というのが私の本音です。
費用を考えずに点検を受ける受けないで言えば「12か月点検は受ける価値あり」だと思いますが、6か月点検は無くてもよいと思います。
実際に有料の6か月点検まで案内を送るディーラーも少ないと思います。
とにかく「車を安心して乗りたい」という方は12か月点検は受けておきましょう。
…そして、ここからは「お金が掛かるし出来れば点検を受けたくない」という方に向けた話をしていきましょう!
「次の車検」まで点検を受けなくても大丈夫?
現役の自動車整備士として「点検を受けなくても問題ない」とは言いにくいところはあるでしょうけど、実際に現場で働く方の一つの意見として聞いてみたところ…、
ということでした。
その理由について具体的にお伝えしていきましょう。
車検の時に「きっちり整備」を受けていますか?
一般的にディーラーや整備工場で行う車検は「法定24か月点検」を実施します。
24か月点検ではブレーキ装置やエンジンなど全56項目の点検を行うのですが、この際に部品交換などを行う基準として「次の車検まで大丈夫か?」を考えます。
理由は「法定12か月点検を受けない人もいる」ので、次の車検までトラブルを防ぐためです。
しかし、最近は車検にも「ユーザー車検」や「格安の車検代行業者」で、法定点検は実施せずに車検(検査)を通すだけという方もみえます。
この場合は何よりも魅力なのは「価格の安さ」でしょう。
ですが、ここで注意したいのは「車検は次の車検まで安全性を保証するものではない」ということです。
あくまで車検は「現在の車の状態で基準値をクリアーしているか」を見ているだけなので、きちんと法定24か月点検受けていなくても現状に異常がなければ車検は通ってしまいます。
そのためユーザー車検後に”制動装置(ブレーキ)で30%以上に不具合が報告されている”というデータが「日本自動車整備振興会連合会」から発表されています。
安全装置なのに怖いですよね。
こういったトラブルが起こらないように法定24ヵ月点検をきちんと実施している整備工場では「次の車検を基準」に考えて、しっかり整備を行う所が多いです。
ですから12か月点検などを受けないのであれば「車検の時にしっかりと整備を受ける」ことが大切です。
車の使用年数も重要!最近の車は壊れない?
また車の使用年数も重要です。
当然新しい車は壊れにくいく「5年5万km未満」であれば、それほど大きな故障は起こらないでしょう。
最近の車は、どんどん壊れないようになっていますしね。
それに、これから電気自動車などが一般的に乗られるようになると「故障なんて出ないんじゃないの?」というのが整備業界の見解です。
それだけ最近の車は故障しなくなってきています。
(こちらについて「まいこさんの展望」を記事の最後にお伝えしていますので、そちらもチェックしてくださいね。)
ただ、壊れにくい高機能な車になるにつれて「負担を強いられている箇所」もあるのです。
バッテリーだけは負担が増加している!?
どんどん故障が起こりにくくなってきている車ですが、その中でバッテリーは負荷が掛かるようになっています。
最近の車はナビなど「待機電力を使用する電飾品」が増えていることと、充電制御システムやアイドリングストップなど「バッテリーの蓄電を抑えて燃費を向上させている」車が多くなっています。
そのためバッテリーも負荷に耐えられる高機能タイプになってきているものの、どうしても充電時間が少ない(=走行距離が少ない)場合は、バッテリーの電圧不足という症状も早めに出てきます。
これに対する対応は「距離を走り充電させる」ことが大切です。
新しい車でもバッテリーだけは注意することをお勧めします。
まとめ
いかがでしたか?
今回は「車の点検について」解説してきました。
まとめとしては「最近の車は壊れにくい」ので新車から5年5万kmで大きな故障が発生することは少ないです。
この期間は空気圧チェックやオイル交換などは行うとしても、点検を受けなくても車そのものにトラブルが発生する可能性は低いと考えられます。
ただ、それでも12か月点検を行うことで普段自分ではわからない「バッテリーの電圧チェック」なども行ってくれるので安心して車に乗ることができます。
また最後に現役整備士のまいこさんは、こんなことも言っていました。
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