プリウスのエンジンがかからない！考えられる原因と対処法を解説するよ

こんにちは！

自動車の販売スタッフの田中です！

「あれ？プリウスのエンジンかからないんですけど…」

先日下取りしたプリウスを移動させようと乗ってみたら「レディーオン（非バイブリット車で言うエンジンかかっていて走り出せる状態）」になりません。

私の愛車もプリウスですから「操作に間違いはない」はずなんですけど…。（査定ミスったか！？）

現在「プリウス」や「アクア」などのハイブリッド車に乗っている方も、以前はガソリン車だった方もみえると思います。

ガソリン車だったらエンジンのかからない原因が分かる方も「ハイブリッドになると分からない」こともあるでしょう。

でも、ご安心ください！

プリウスなどのハイブリッド車でエンジンがかからない時は「注目すべき場所」があります。

というわけで、今回はプリウスなどのハイブリット車で「エンジンがかかない時に考えられる原因や対処方法」についてお伝えします！

ハイブリッド車でエンジンがかからない時は「スピードメーター」を見るべし！

まず結論からお伝えすると、プリウスなどのハイブリット車でエンジンがかからない場合は「スピードメーター」に注目して下さい。

ハイブリッド車のエンジンスタートの動作は、

わけですが、スタートスイッチを押した時のスピードメーターにヒントがあります。

スピードメーターが「真っ暗」という場合

スピードメーターが真っ暗でレディーオンにならない場合は「バッテリー上がり」の可能性があります。

プリウスには２種類のバッテリーが搭載されていますが、駆動用ではなく12ボルトの「補機バッテリー」です。

バッテリー上がりの場合ジャンプスタートが必要になります。（プリウスはボンネットではなく「リアシートの下」に補機バッテリーがあります）

田中

ちなみに、任意保険に加入している方は「保険会社のロードサービスで無料対応」して貰えるかもしれません。

ロードサービスの電話番号は「任意保険の証券に記載」もしくは加入している保険会社のWEBサイトで分かると思います。

もちろん「JAF」に加入している方もジャンプスタートしてもらえます。

電話番号は♯8139です。

プリウスのバッテリーを交換すると費用はどれくらい？

ハイブリット車は前兆も無く突然バッテリー上がりを起こすことが多いです。

ガソリン車であればバッテリーが弱くなってくると「セルモーターが回る時に重くなったり」前兆がありますが、ハイブリット車にはありません。

車種によってはバッテリー電圧が低いことをメーターでお知らせしてくれることもありますが、それでも突然バッテリー上がりすることもあります。

費用としては３万円程度はしますが、３年以上使用しているバッテリーであれば交換が望ましいです。

「キーが見つかりません」や「鍵のマーク」が表示（点滅）する場合

スマートキーの電池が消耗している可能性が高いです。

完全にスマートキーの電池が無くなっていない（電波が弱いだけ）であれば、

そこまで行けば、いつも通りにブレーキを踏みスタートスイッチを押すと起動するはずです。

また、スマートキーの電池は弱くなっているので至急交換しておきましょう。

スマートキーの電池交換は自分でも出来ます！

キーレスについては寒い時期に効かなくなるケースが多いです。

寒い時期に電池が弱くなってくると「昼間は使えるが朝一は使えない」何てこともあります。

電池を1～2年毎に交換していれば電池切れを起こす事は無いと思いますので「車検の時に交換しておく」と安心です。（費用は数百円です）

また、ドライバーがあれば自分でも交換可能です。

下記の記事の後半でプリウスの電池交換も写真で解説していますので、宜しければ参考にしてください。

スマートキーの電池交換をダイハツ車で！写真だからわかりやすい！

ブレーキを踏みスタートスイッチを何度押しても「ACC →ON →OFF」を繰り返す場合

プリウスなどのハイブリッド車は「ブレーキを踏まないでスタートスイッチを押す」と、ACC →ON →OFF を繰り返します。（エンジンはかからない）

この場合は「ブレーキスイッチ」が故障している可能性があります。

ブレーキペダルの根元に付いているスイッチなので「ブレーキを何度も踏むなり軽い衝撃を与える」と一時的に復活することがあります。

田中

また、普段ハイブリッド車に乗っていない方の場合「単純にブレーキの踏み込みが浅い」ということもありますよ。

スピードメーターに「システム異常」などのマークが表示される場合

そのままですが、どこかのシステムが故障しています。

その場ではどうにもなりませんので任意保険のロードサービスやJAFを利用しましょう。

またロードサービスやJAFもその場で修理は出来ませんので、合わせて最寄りのディーラー（整備工場）に入庫の連絡をしておきましょう。

システム異常に関しては「修理費は部品代で数百円から、ケースによっては10万円以上まで」あります。

修理費が安く済むことを祈りつつ、整備士からの見積りを待ちましょう。

おわりに

いかがでした？

今回は「プリウスなどのハイブリット車でエンジンがかからない時の原因や対処法について」解説してきました。

ポイントとしては、ハイブリッド車でエンジンがかからない時は「スピードメーターの状態」から原因を予想します。

私も仕事柄いろいろな車種に乗る機会がありますが、はじめてハイブリッド車でエンジンがかからない時は焦りました。

とくにバッテリー上がりは前兆もなく突然起こるのでビビります。（ちなみに冒頭の下取りしたプリウスもバッテリー上がりでした）

現在プリウスに乗っている方は「補機バッテリーの位置」くらいは把握しておいた方が、急にエンジンがかからない時も安心ですよ。

以上「プリウスのエンジンがかからない！考えられる原因と対処法を解説するよ」でした。

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