こんにちは!
自動車整備士のまいこです!
最近、頻繁に大雨などの災害ニュースを目にしますね。
そんな時に注意したいのは、車の水没です。
テレビドラマや映画、ニュースでしか見たことのない車の水没事故だから「まあ自分には関係ないだろう」と安心している場合ではありません。
じつは、水没事故は昔に比べてずっと起きやすくなっているのです!
ここ数年はゲリラ豪雨など短時間に局地的に集中する豪雨がニュースなどでもよく取り上げられていますが、実際に気象庁がまとめたデータをみると、年を追うごとに頻度が増えているのが分かりますね。
参照元:気象庁 | アメダスで見た短時間強雨発生回数の長期変化について
ついさっきまで晴れていたのに突然豪雨に見舞われたなんて経験、みなさんもありますよね?
車が水没しないことに越したことはありませんが、万が一冠水している道路を走ることになったら、どれくらいの水没だったら車は復活できるのでしょうか?
水没した車はどれくらいなら復活できる?
水没の程度にもよりますが、修理が出来ないということはありません。
被害が小さければよいですが、水没は普通の事故と違い、電気系統の故障や泥の入り込み、サビなどメンテナンス箇所が多くなり修理費用が高くなりがちです。
また、水没被害では後々に異臭やカビが出てくることが多いので、車内への浸水があった場合はクリーニングが必要です。
そのため浸水が車内にまで及んでいる場合、修理費と現在の車の価値を考えて車を買い替える人の方が多いです。
以下、参考に水没車の復活レベルを作ってみました。
レベル1:タイヤが浸かる
車にとっての水被害を考える時、大きくは吸気系・排気系・電気系統へのダメージです。
タイヤがつかる程度であれば、直接的にはこれらに影響があることは少ないです。
レベル2:マフラーに浸水する
マフラーが浸水すると「エンジンの排気が出来ない状態」になってしまいます。
人間で言えば息を吐けない状態ですからヤバいですよね。
車も一緒で、やがてはエンジンの故障に繋がってしまいます!
レベル3:ドアよりも深く浸かる
水位がドアよりも上になると当然車内にも水が入ってきますので、実際運転どころではなくなります。
また、フロアに配された電気系統にも支障をきたしますのでエンジンをかけることさえ危険です。
さらにエンジンルームが浸水した状態でエンジンをかけると、吸気系に水が入り込みますのでこのレベルの水没になるともう諦めるしかありません。
もし「水没しそうになったら」どうすればいいの?
水没被害はいつ起こるか分かりません。
ひょっとすると運転中かもしれませんし、駐車中に浸水していたなんてこともあります。
それぞれの場合の対応法について説明します。
運転出来れば避難!無理して突っ込まないよう
ドライブ中に排水溝が氾濫して道路が水浸しになっている程度のことは起きえます。
これも水位がタイヤに浸かる程度であれば走行には影響ありませんが、予期せぬゴミや障害物が道路に流れ出ている可能性がありますので注意は必要です。
出来れば迂回するなりした方が安全です。
また、マフラーに水が入り込む程度まで浸水してしまった場合は「エンジンを切って運転を中止して」したほうが無難です。
エンジンの故障のみならず漏電による感電の危険性もあります。
駐車中の場合は「窓を開けておく」のがポイント!?
駐車している間に車が水没していた場合、これも水位のレベルによって同様の対応をしてください。
事前に予測が可能であれば、車を被害の少なそうな高台へ移動させた方がいいでしょう。
そして、完全浸水後の被害抑制のため窓は少し開けておいてください。
最近の車は気密性が高く洪水の場合は浮き上がってしまう場合がありますから、思わぬ二次被害に繋がりかねません。
水没したら「自動車保険」でなんとかなるの?
車が水没してしまったら悲しいですが、気持ちを落ち着かせて冷静に水没してしまった後について考えていきましょう。
まずはじめに「保険は適応されるのか?」確認していきましょう。
まずは任意保険の証券(内容)を確認!
万が一の水没時に対する補償を考えるなら任意保険で車両保険(一般補償)への加入が必要です。
※ 車両保険の中でも火災や水没などの自然災害やいたずらや盗難などは最も基本となる「一般補償タイプ」と、車との事故に限定された「車両限定タイプ」とに分かれています。
水没が適用されるのは「一般補償タイプ」です。(各保険会社によって名称は変わります)
ちなみに、自賠責保険は「自動車事故被害者の救済が目的」なので、対人事故の賠償損害が対象となります。
自賠責保険には水没に対する補償はありません。
水没車でも買取してもらえるのか?
ディーラーや買い取り業者は「転売が目的」ですから、転売のためにわざわざ水没車を購入することはありません。
むしろ、解体費用や抹消手続きの手数料を請求されることも少なくないでしょう。
しかし、最近では「事故車や水没車でも買い取りしてくれる業者」があります。
水没車でも買い取りしてくれる「TAU」とは?
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ですから、引き取ってもらうのにお金を支払う事はありませんから安心です。
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まとめ
水没車についてお話してきましたが如何でしたか?
じつは、私も実際に水没被害にあったことがあって、その時は車内まで浸水することはなかったのですが、マフラーまで水没して水がエンジンにまでまわってしまい修理するのに30万円しました。
当時の心境を振り返ると、車が壊れたのもショックでしたが、なによりも30万円という修理費が悲しかったです。
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