コンニチハ!
車大好きマイケルです!
「車のアンテナって意味があるのかな?」
ナビを取り付けるとフィルムアンテナをフロントガラスに貼りますが「だったら車両側のアンテナは要らないのでは?」と、私は常々疑問に思っていました。
というのも、洗車機に車を入れる時にアンテナを倒し忘れて「洗車機がアンテナ部分を大きく避けていく」と正直イラっとするんです。(完全に自分が悪い)
「外せるものなら外してやりたい」とすら思うのですが、車のアンテナって何か意味があるのでしょうか?
というわけで、今回は自動車整備士のまいこさんに「車のアンテナについて」詳しく聞いてみました。
車のアンテナにも意味はある!その役割とは?
そもそも最近の車のアンテナは短いですし「こんなので電波受信できるの?ただの飾りじゃないの?」という疑惑を持ったのは私だけではないと思います。
しかし、まいこさんに確認すると車のアンテナにはきちんと役割がありました。
車のアンテナは「ラジオの電波を受信」するのに必要!
車のアンテナには種類があり、
- 車に付けられているFM・AMラジオ用のアンテナ
- ナビ専用のGPSアンテナと地デジ用のフィルムアンテナ
の2つがありますが、それぞれ役割が違います。
ナビやオーディオでラジオを聴く場合にも「車側のアンテナの配線を利用して受信する」のでラジオを聴く人には必須アイテムです。
フロントガラスを交換するとフィルムアンテナを貼り直すのですが、再利用は出来ないので新しく交換となります。
部品代でも5,000円くらいするので「TV見れな良くても良いや」と貼らない方も見えますが、ナビによっては渋滞情報なども聞くことが出来なくなります。
車のラジオアンテナにも種類がある!?
最近の車のアンテナで多いのは「伸縮しない15センチぐらいの短めのアンテナ」です。
アンテナ自体が可倒式で回すと取り外しが出来るタイプで、車用品ではオシャレなカーボンタイプやマスコットキャラクターなどバリエーションが豊富で個性も出しやすいです。
他には「フロントガラスの下方や後方ガラスに熱線のように張り付いているタイプ」のラジオアンテナもあり、外見からはアンテナが付いているようには見えません。
また、一昔前の主流だった「伸縮するタイプのFM・AMラジオアンテナ」は、今でも軽トラックではお馴染みです。
ただ、これがよく折れたりするのですが「車のアンテナは折れたりしたら受信は出来ない」ものなのでしょうか?
車のアンテナが折れた!受信には問題ないの?
アンテナの種類もいくつかありますが「折れた」となると、タイプは伸縮したり棒状の長いアンテナでしょう。
伸縮するタイプのアンテナだと半分ぐらい残っていればラジオの受信はなんとかできますが、チャンネルによっては受信できなくなります。
ですが、短いタイプのアンテナが折れた場合はちょっと大変です。
短いタイプのアンテナが折れることってあるの?
短いアンテナの場合は屋根付きの車庫などに入庫する際に引っかける方がみえます。
この場合、衝撃が天井にも伝わり「天井が歪む」と大変です。
見た目に問題ない(歪みが分からない)としても、アンテナの土台部分に隙間が生じてしまい「雨漏れが発生する」ケースがあります。
その場合は天井の板金塗装となるので「修理費は20万円は必要」になってきます。
また、以前短いタイプのアンテナ交換を行ったときは2万円くらいはして「少し高いな」という印象がありました。
状況にもよりますが、下記のような汎用品で対応できるならそれもアリですね。
短いアンテナは「倒せる」けど感度は変わらないの?
[ちなみに短いタイプのアンテナは「前や後ろに倒せる」ようになっていますが、たまにお客様から「アンテナ倒したままでも良いの?」と質問されます。
ですが、基本的に受信が悪くなるようなことはないので心配ありません。
冒頭のマイケルさんではありませんが、洗車機では倒しておかないと「洗車機が避けてしまう」ので、私は基本的に倒したままです。
おわりに
いかがでしたか?
今回は「車のアンテナについて」お伝えしました。
まず車のアンテナには「ラジオの受信」という役割がきちんとありました。
また、ナビのフィルムアンテナには「テレビとVICSの受信」という別の役割なので、ナビを取り付けているから車側のアンテナが必要ないというわけではありませんでした。
アンテナに関しては折れたり曲がったりしても「走行に影響はない」ので、結構そのままにしている方もみえます。
でもアマゾンなどでもアンテナの購入は出来るので、修理費を抑えるために自分でDIYにチェレンジするのもアリかもしれませんね。
以上「車のアンテナの意味とは?ナビ付けてたら必要ないんじゃないの」でした。
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