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任意保険は入らないといけないの?自賠責保険との違いとは?

更新日:

こんにちは!

自動車整備士のまいこです!

突然ですが、あなたは任意保険に加入していますか?

車を持っていると様々な出費が伴います。

ガソリン代や駐車場代、税金に車検費用は仕方ないにしても、結構お財布を圧迫するのが任意保険です。

「払っているけれど一度もお世話なったことがない!」という人もいるのではないのでしょうか?

 

自賠責保険は車検を受ける際に強制的に加入させられるので、特に意識せずとも手続きは業者が済ませてくれています。

ですが、任意保険の申し込みは「任意」です。

自分で内容を決めて加入しなければいけません。

逆に加入しないという選択も任意というわけで、実際に任意保険に加入していない人は全国平均で3割弱もみえるんです。

つまり、道路ですれ違った車の10台に3台は任意保険に未加入の車なんです。

そう考えると結構な割合ですよね。

 

「未加入の人がそんなにいるのなら、うちも入らなくてもいいかな?」「自賠責保険にはちゃんと入っているし大丈夫だよね?」と、もしかしたら考える方もいらっしゃるかも知れませんが、まずは「任意保険と自賠責保険は何が違うのか?」きちんと理解していきましょう。

また「任意保険に入らなくても大丈夫なのか?」ということについても話をしていきますね!

 

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自賠責保険と任意保険について

自賠責保険と任意保険は同じ「車に関する保険」です。

まずは、それぞれの保険について解説していきましょう。

 

自賠責保険とは?

「自動車損害賠償保障法」によって、自動車を運転するすべてのドライバーに義務付けられた損害保険です。※バイク・原付も対象となります。

事故被害者に対して最低限の補償が目的で、加入が義務となっているため強制保険とも言われます。

もし未加入で公道を運転した際には、1年以下の懲役または50万円以下の罰金、そして違反点数6点となり即免停です。

ちなみに自賠責保険の加入証明書を車に積んでいないだけでも30万円以下の罰金となりますので、車検証とともに常に入れておきましょう。

 

任意保険とは?

その名の通りドライバーが任意で入る民間会社の自動車保険です。

法による強制力もないため、加入してなくても何のお咎めもありません。

事故の際に自賠責保険が被害者の最低限の補償が目的のため、実際の補償額がそれらを上回った場合、または自賠責保険では対象とならない範囲への対応のため加入します。

では、具体的にそれぞれの保険の補償範囲はどうなっているのでしょうか?

自賠責保険と任意保険の”補償範囲”の違い

自賠責保険も任意保険も事故を起こした時のための「保険」ですが、補償される範囲は大きく違います。

自賠責保険の補償範囲

補償は限定的で、事故相手の身体に関する損害が対象となります。

身体に関する損害とは怪我をさせたり死亡させたりした場合の賠償のことです。

具体的には以下の金額が設定されています。

  • 傷害・・・120万円まで
  • 後遺障害・・・4,000万円まで
  • 死亡・・・3,000万円まで

 

つまり、これら以外の損害や金額は対象となりません。

例えば、相手の車や道路上の構造物を壊した場合、自分自身の怪我や車の修繕に対しては補償範囲外です。

もちろん自損事故の場合も同様です。

任意保険の補償範囲

最低限かつ限定的補償の自賠責保険を、総合的にカバーするために任意保険があります。

まず実際の人身事故の際には、自賠責保険の補償限度額では全く足りないことが往々にしてあります。

ちょっとした軽傷でも治療費・通院費・休業補償など合算すると、あっという間に120万円は超えます。

死亡事故など起こした際にはなおさらです。

 

任意保険は実際の補償額が自賠責保険の限度額を越えた場合にそれらを補てんすることができます。

また自賠責保険の補償対象となっていない物や自分自身の怪我に対しても設定することができます。

<任意保険の主な内容>

  • 対人賠償保険(事故相手へ身体に対する補償)
  • 対物賠償保険(事故相手への物に対する補償)
  • 人身傷害補償保険(自分や搭乗者の身体に対する補償)
  • 車両保険(自分の車に対する補償)

 

他にも相手方が保険に入っていない場合の無保険車傷害保険や自損事故に対する保険もあります。

また本人に変わって示談交渉をしてくれたり、弁護士を紹介してくれるなど様々な特約があり、事故に関係なくロードサービスやガス欠対応、レッカー手配など、いざという時へのサポート体制も充実です。

ただし、あくまでも民間会社の保険商品ですので、補償内容を厚くするほど保険料は上がってきます。

では、一般的な保険料はどれくらいのものなのでしょうか?

 

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自賠責保険と任意保険の”保険料”の違い

自賠責保険は車検(新車購入時も含む)の際に、また任意保険は更新時に保険料を払うことになります。

自賠責保険の保険料

自賠責保険に関しては平成29年4月契約分より9年ぶりに保険料引き下げとなります。

自家用乗用車の場合、年間16,350円だったものが15,520円となります。

 

ちなみに新車購入時では「37か月分で自賠責保険を作成する」という会社がほとんどです。

これは、車検の有効期限が3年後の24時までなのに対し、自賠責は正午と決められており自賠責保険が切れてしまう可能性があるため、1か月分の余裕を持たせてあります。

また車検の満期日を過ぎても「仮ナンバー」を取得すれば、とりあえず公道は走れます。

しかし、その時に自賠責保険が切れていたら、無保険車運行となり

  • 1年以下の懲役、もしくは50万円以下の罰金
  • 違反点数6点=免停

となってしまいます。

 

そういったことが起こらないように自賠責保険の期間は、車検の満期日よりも長く設定することが多いです。

たまに「なんで37カ月にするの?余分に儲けようとしてない?」という疑惑の目を向けられる事もありますが、きちんと理由があるのです(笑)

また、自賠責の更新は「自賠責の満期日から続きで」継続されるので、以降は24か月で大丈夫です。

 

任意保険

一方で任意保険は契約者の年齢、車種、使用状況、プラン内容や特約によっても比例的に価格が変わります。

また、同じ内容でも保険会社によって保険料に差があります。

そのため自分に合った保険会社を探すのは

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どこの保険会社で契約するにしても対人補償・対物補償は最低限付けることになります。

前半で述べたようにこれらの項目は自賠責保険で補えない金額となることが多いので、特に対人・対物に関しては無制限で書けるのが一般的でしょう。

平成23年の横浜地裁では、5億円と3億円を超える高額賠償の判決が出ています。

 

あとは、自分の車に対する補償(車両保険)や様々な特約があります。

また車両の保有台数や年齢、運転免許証の色などで保険料も変わってきます。

自分にあったプランで、どの保険会社がお値打ちなのか調べていきましょう。

 

 

解約時の還付(返金)

自賠責保険・任意保険ともに途中で解約した際には還付(解約返戻金)があります。

任意保険については、加入している保険会社へ連絡すれば解約手続きをすぐに行ってくれます。

自賠責保険の場合は、

  • 自賠責保険承認請求書(6枚綴りの緑色の用紙)
  • 自賠責保険の本紙
  • 公的な廃車が証明される書類(「解除事由証明書」「登録事項等証明書」「一時抹消登録証明書」など)

を郵送して解約手続きを行います。

もしくは自賠責保険を加入した保険会社にサポートデスクがあれば、そちらからも対応してくれます。

 

任意保険に加入していなかったら?

これまで見てきて、やはりいざという時のために任意保険は加入しておかなければならないことがよく分かったと思います。

ですが、もし加入していなかった場合のことを念押しで説明しておきます。

 

事故”加害者”になった場合

まず加害者となった場合、相手方が怪我をした場合の補償で自賠責の限度を超える分については加害者自身が払わなければなりません。

また物損についても全額支払い、さらに自分への補償もありませんので全てを自腹で払っていきます。

そして相手方(相手保険会社)との交渉、場合によっては裁判もすべて自身で行わなければならないため、精神的な負担も相当大きいでしょう。

任意保険に加入していれば補償はもちろんですが、相手方との交渉も保険会社が代わりに行ってくれます。

事故”被害者”になった場合

自分が事故被害者となった場合は相手方の補償となりますが、自分にも過失がある場合は過失割合に応じて相手に補償しなければいけません。

また、自分の治療費や車の修理代なども過失割合に応じて実費負担が発生します。

仮に8:2の割合で自分の過失が2だとしても、100万円の2割であれば20万円も支払いが発生します

任意保険の車両保険に加入していれば、自分の車の修理費も補償されます。

事故に合うと被害者でも大きな支払いが発生する事があるので、万が一のことを考えるとやはり任意保険に加入しておきたいですね。

 

任意保険未加入の車と事故になった場合

任意保険に加入していない車と事故になった場合はどうなるのでしょうか?

そもそも任意保険に入らないと事故を起こした時に大変なことになるというのは、みなさんご存知です。

ですが、それでも任意保険に入らないのは「保険料が負担だから」という理由が多いでしょう。

そのため通常事故が起こった場合は、加害者に治療費などを支払う責任が発生します。

しかし、任意保険に未加入の方の場合、治療費などを請求してもお金が無く支払って貰えない可能性が出てきます。

ですから、任意保険未加入の人と事故にあった場合は、たとえ被害者だとしても、まずは自分への補償を確保しておきましょう。

 

加害者の自賠責保険から請求

加害者が自賠責保険に加入していれば、保険金の請求ができます。

  • 傷害・・・120万円まで
  • 後遺障害・・・4,000万円まで
  • 死亡・・・3,000万円まで

自賠責保険は、被害者救済のための保険なので、保険会社に必要書類を確認して送付すれば加害者の同意など必要無しで請求が可能です。

 

自分の任意保険で受けられる補償は無いか?

自分の任意保険に「人身傷害補償保険」は入っていないでしょうか?

こちらは、契約している車に乗っていなくても、記名被保険者とその家族の自動車事故が補償される保険です。

例えば、歩行中の交通事故や契約している車以外に乗っていたとしても保険の補償を受けることが出来ます。

また、もらい事故など保険会社の交渉人が動いてもらえないケースもあります。

そういった場合は、示談交渉を弁護士に依頼することもありますが、そちらも「弁護士費用特約」に加入してれば、弁護士費用を保険の補償で受けることが出来ます。

 

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まとめ

任意保険と自賠責保険について解説してきましたが、いかがでしたか?

自賠責保険の補償は、

  • 傷害・・・120万円まで
  • 後遺障害・・・4,000万円まで
  • 死亡・・・3,000万円まで

で、任意保険は自賠責保険で補償しきれない部分をカバーするための保険ということがわかったと思います。

「自分は自動車事故に遭うほど運転は下手ではない」と思っていても、後ろから追突されることもありますし、それが無保険車であれば、補償を確保するのも大変です。

保険について勉強しておくのは大事ですね。

 

マイケル
まいこさん!自動車の保険は加入しておかないと、事故に遭うと大変なことになりますね。
まいこ
本当にそうよ。田中さんが毎月新車を売ってるけど、そのうちの3割くらいの人は1年以内に事故を起こして入庫してるんだから。
マイケル
そんなに新車で事故起こしてるんですか!勿体ないですね。
まいこ
マイケルさんも「自分は運転が上手い」なんて思っていても、もらい事故だってあるから気を付けないとダメよ。
マイケル
そうですね。今度自分の加入している保険も改めて見直してみます!

 



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