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ハイブリッド車の故障!5万km10万kmで交換する部品はあるの?

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こんにちは!

自動車整備士のまいこです!

かつてハイブリッド車が出る前の時代(というと大袈裟ですが)車の消耗品と言えば、5万km10万kmで何かしらの部品交換が定番でしたね。

例えば「10万kmでタイミングベルトを交換しないと車が壊れる!」なんて話を聞いたことがある人も多いと思います。

 

そして、今度はハイブリッド車が世の中に浸透して「ハイブリッド車はガソリン車と比べて故障しない!消耗部品が少ない!」という噂を聞いた事があるかもしれません。

故障や部品交換が少なくて、さらに燃費も良ければ「ハイブリッド車最高」なのですが、果たしてこの噂は本当なのでしょうか?

というわけで、今回は「ハイブリッド車の故障頻度や消耗部品について」現役整備士のまいこがお伝えしていきましょう!

 

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ハイブリッド車だからこそ5万km10万kmで故障しやすい所はあるの?

まず結論から言うと、ハイブリッド車でも5万km10万kmで交換した方が良いものはあります。

例えば、5万kmでトランスミッションフルード、10万kmでスパークプラグなどの交換は必要です。(メーカーによりますが)

ですが、ハイブリッド車の故障や消耗部品の交換頻度は「明らかに非ハイブリッド車に比べて少ない」です。

まいこ
ハイブリッド車は「電気で走る時間が多い」から、消耗部品の寿命は全体的に伸びるんです。

では、具体的にどういった部品に違いがあるのか見ていきましょう。

 

ブレーキパッドの交換頻度は下がる!?

まずブレーキについて解説するとハイブリッド車は「回生ブレーキ」を行います。

回生ブレーキとは「車が進もうとするエネルギーで発電して減速する事」で、ハイブリッド車は通常のブレーキシステムと合わせて回生ブレーキも利用しています。

そして、ハイブリッド車はこの回生ブレーキの割合が大きく「通常のブレーキの割合が少なく」なります。

田中さん
そのためブレーキパッドの交換頻度は極端に減ります。

 

その他にも交換頻度が下がるものはありますが…

他にもエンジンオイルやエアーエレメントも、ガソリン車に比べて「始動時間が短い」ので消耗しにくいです。

ただし、エンジンオイルについては「ちょい乗り状態が連続して起こる(電気で走る時間があるので)」ことから、ブローバイガスなどによる酸化や油温が上がらない事による乳化を引き起こす可能性もあります。

つまり、ブレーキパッドと合わせて消耗しにくいから何もしなくて大丈夫ということではありませんから点検はしっかり受けてくださいね!

まいこ
エンジンが動く頻度が少ないから汚れない訳でもありません!

 

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補機ベルトやセルモーターが装着されていない!?

補機ベルトとはファンベルトなどのことですが、こちらは「そもそも装着されていない」ことが多いです。

ガソリン車ではエンジンの回転運動を補機ベルトを介してエアコンコンプレッサーやオルタネーターに伝えており、これらのベルト類は5万kmくらいで交換していました。

しかし、ハイブリッド車はこの部分を「高電圧バッテリーからの電気供給などで電動化」しています。

そのためハイブリッド車では補機ベルトの修理交換は必要ありません。(補機ベルトがない場合です)

また、同様に「セルモーター」もハイブリッド車にはありません。

非ハイブリッド車ではエンジンを始動する時に「キュキュキュキュ」という音がしますが、ハイブリッド車の場合はセルモーターの始動音がありませんよね。(ないですから)

セルモーターの寿命の目安は10万kmと言われていますが、こちらも無いので故障や交換の心配はありません。

 

バッテリーについては難しいところ!?

ご存知の方も多いかもしれませんが「ハイブリッド車は2タイプのバッテリーが搭載」されています。

  • 補機バッテリー … ガソリン車と同じ12Vのバッテリー
  • 駆動バッテリー … モーターを動かす電圧が数百ボルトと高い仕様のバッテリー

補機バッテリーはバッテリー上がりなどする「一般的なタイプのバッテリー」です。

 

近年はガソリン車も「充電制御対応バッテリー」や「アイドリングストップ対応バッテリー」など、高性能ですが価格も高額なバッテリーが出てきていますが、ハイブリッド車も専用バッテリーとなるので交換となると少し高いです。

 

 

ハイブリッド車の駆動バッテリーはどうなの?

ハイブリッド車の故障で心配されるのは「駆動バッテリー」という方もみえると思います。

いざ新品に交換すると「30万円以上する」と先日プリウスに乗っている営業の田中さんがトヨタの整備士に言われたとボヤいていました。

しかし、初代プリウスだと10万kmくらいで交換を余儀なくされることもあった駆動バッテリーも、2代目以降の性能は上がっており15万~20万kmくらいは持つそうです

その上で「乗用車の平均使用年数(軽自動車を除く)」は、自動車検査登録情報協会のH30のデータでは「13.24年」となっております。

1年1万km走行と考えると「平均使用年数に耐えられる」性能になっていると言えます。

 

ただし!絶対に大丈夫とは言い切れないのと「壊れた時は費用が30万円は掛かる」ことから、ハイブリッド車は「保証について考える」ことが大切です!

ハイブリッドの中古車購入の注意点!最も気をつけるべき事とは?

 

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おわりに

いかがでしたか?

今回は「ハイブリッド車の故障頻度や消耗品について」解説させて頂きました。

記事の内容をおさらいすると、

  • ガソリン車と比べてハイブリッド車は交換対象になる消耗部品は確かに少ない
  • ただしハイブリッド車特有の注意点もある(駆動バッテリーやシステムなど)

 

総合的に見るとガソリン車よりもハイブリッド車がラーニングコストが安いように思えます。

しかし、いざハイブリッド車が故障すると修理費な高額になる傾向があるので「総合的に見ると必ずしもそうとは限らない」です。

そのため、個人的には「保証の有無がとても大切」だと思います。

ハイブリッドシステムなどが壊れた場合も保証で修理が出来るのなら安心ですからね。

以上「ハイブリッド車の故障!5万km10万kmで交換する部品はあるの?」でした。

 



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