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クラッチから焦げ臭いにおいが!コレってかなりヤバい状態なの?

こんにちは!

自動車整備士のまいこです!

最近の乗用タイプの車はAT(CVT)車がほとんどですが、軽トラックなど仕事で使う車だとMT(マニュアル)車は人気があります。

私の普段の愛車は「ダイハツ/ココア」ですが、仕事柄たまにMT車に乗ると楽しく感じます!

AT車と違いクラッチペダルを踏み込んでシフトチェンジを自分で行うのが面白く、先日も「MT車に乗ってみたい」という方にコペンを購入して頂きました。

 

しかし、納車してから数日「なんだから焦げ臭いにおいがする」とのこと。

「MT車で焦げ臭いとなると…クラッチかな?」と予想はしていたのですが、案の定でした。

そのお客様が納車から帰るときに「半クラッチで繋ぐ時にもの凄くアクセル踏む人だな」とは思っていたんですよね。

というわけで、今回は「クラッチから焦げ臭いにおい」がする時の原因や前兆、また修理などについてお伝えしていきましょう。

 

 

クラッチが焦げ臭い!もしかしたら「半クラッチ」を多用していませんか?

マニュアル車で焦げ臭いにおいがする原因は「クラッチディスクが焼けている」ことが多いです。

クラッチ板が焼ける原因には「部品の摩耗」以外に

  • 半クラッチの状態で高いエンジン回転数で回す
  • 半クラッチの状態を長く続ける

という運転自体に問題があるケースも多々あります。

まいこ
半クラッチが原因で焦げ臭いにおいがしても「すぐに止めれば部品交換までは必要ない」ですが、日常的なものですとクラッチディスクの摩耗が進み部品交換が必要となります!

 

なぜ半クラッチにすると焦げ臭くなるの?

そもそも、マニュアル車の場合はエンジンの回転運動をトランスミッションという変速機に動力を伝える切り替えを「手動」で行います。(1速2速と自分でシフトチェンジしますよね)

また、エンジンはガソリンを爆発させることを繰り返しており「爆発から次の爆発までの間は爆発の慣性力を利用」しています。

 

少し難しく聞こえるかもしれませんが、ようするに爆発の慣性力が強い状態で勢いよく繋げば車も勢い良く発進してしまいますし、エンジンの回転数を下げすぎると爆発から次の爆発まで繋げずエンストします。

そのため、スムーズに動力を伝えるためにクラッチペダル操作で半分ほどの力を伝えることを「半クラッチ」と言います。

 

MT車を走らせるのに必要不可欠な半クラッチですが、簡単にいう「クラッチディスクが擦れている」態になります。

エンジン側には「フライホイール」トランスミッション側には「プレッシャープレート」という円盤があり、その間に「クラッチディスク」があります。

クラッチを繋いでいる時は「フライホイール → クラッチディスク → プレッシャープレート」へという順番で伝えられますが、半クラッチの時はクラッチディスクの動力伝達が半端な位置で擦れている状態です。

その擦れた状態を長く続けたり、高回転で繋げたりすると「クラッチディスクが磨耗」して焦げ臭いにおいを発します。(つまり半クラッチの時間は短いほどよい!)

 

いまいちピンと来ない方は、以下の動画を見ていただくと分かりやすいと思います。

 

半クラッチを多用する方の運転の特徴

ちなみに冒頭のお客様もそうでしたが、半クラッチが原因でクラッチから焦げ臭いにおいがする方は、運転に以下のような特徴があります。

  • いつもクラッチペダルに足を乗せている
  • スタート時はアクセルを目一杯踏み込んで半クラッチにする
  • 停車するときもブレーキより先にクラッチを踏む

 

とにかくエンストが怖いからか「半クラッチ状態を多用」するのですが、これは思わぬ危険を呼ぶことにも繋がります。

とくに停車する時にクラッチを踏んで「惰性で走る」クセがついている方は、エンジンブレーキが効かないので注意してください。

まいこ
半クラッチを多用した使い方をして焦げ臭い場合は「異常ではありません」が、運転自体はもう少し丁寧な方が良いですね。

 

 

いつもと同じ使い方なのにクラッチが焦げ臭い場合は?

いつもと同じ使い方をしているのにクラッチから臭いがする場合は、クラッチディスクの磨耗が進んで動力を完全に伝えられず「勝手に半クラッチ」になっている可能性があります。

その場合、いつもと同じ使い方なのに

  • エンジン回転数がいつもより高い
  • ギアが入りにくい

などの症状が出ます。

 

クラッチディスクは磨耗していく消耗品になりますが、クラッチディスクを交換する際は「クラッチディスク、プレッシャープレート、レリーズベアリング、パイロットベアリング」という部品をセットで交換します。

大体の交換費用としては60,000円~といったところです。

ちょっと高いと思うかもしれませんが、放置しておくとフライホイールなど別の部品にまで影響を与える可能性が出てきます。

そうなると費用も割高になるので症状が軽いうちに交換しておく方が良いですね。

 

クラッチディスクの寿命は?

クラッチディスクの交換目安は「運転の仕方」によります。

なかには20,000kmくらいで入庫する方もみえますが、上手な方だと100,000kmくらいでも平気だったりします。

またトラックなんかだと2速発進・3速発進をするので、運転が上手でも2速、3速が入らないなどの症状はよくあります。

クラッチディスク交換を先延ばしにしたいなら、おとなしく運転するのが一番ですね。

 

 

おわりに

いかがでしたか?

今回は「クラッチから焦げ臭いにおい」がする時の原因についてお伝えしてきました。

まずクラッチディスク自体は「消耗部品」なので、交換はいずれ必須となりますが、クラッチディスクの寿命は「運転の仕方」によって大きく変わります。

 

  • 半クラッチを長時間行う
  • 半クラッチしながら高回転で回す

などを日常的に行っていると、クラッチディスクが焼けて焦げ臭いにおいを発するだけではなく、ディスク自体の寿命も著しく短縮させます。

そのため出来るだけ乱暴な運転は控えた方が良いんです。

高回転で半クラッチを繋いでエンストさせないよりも、クラッチディスクの交換期間が短い方が「この人は運転が下手なんだな」と思われるかもしれませんよ。

以上「クラッチから焦げ臭いにおいが!コレってかなりヤバい状態なの?」でした。

 



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花畑とまいこ

 


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